計算力のない子供の特徴(2)足し算と掛け算が、混乱している

計算力がない子供特徴としては、
まず引き算が不正確で、しかも遅いと言うことが上げられる。

小学校高学年や中学生になっても、引き算をするのに、
指を折って計算する子供をたまに見かけるが、
そういう子供は、たいてい計算不足だ。

もちろん引き算の計算を、
指を折ってやっても構わない。が、遅いのはダメ。

そして、引き算が合っているかどうか、
検算する癖がついていない子供も多い。

これはもう、最初に習ったときに、
検算して答えを確かめるまで
ちゃんとやったかどうかにかかっている。

これも計算で満点が取れるかどうかに
大きな影響がある。

答えを確認するクセがないと、満点は取れない。

計算をばーっとやって、答え合わせをして、
それで、「あ、間違ってた」というタイプは、危ない。

計算問題というのは最初こそ暗算でもできるレベルだが、
だんだん暗算しにくいレベルになっていく。

が、そこで初めて検算する癖をつけさせようとしても、
そう簡単には検算する癖はつかない。

「満点取ったらごほうび」
というようにすれば、いくらかは検算するようになるだろうが、
一連の計算の流れの中に検算が必ず入るようにならないと、
結局計算力はつかない。


加減と掛け算がまざる

そのほかに目立つ点としては、計算力がない子供というのは、
掛け算と、足し算・引き算の計算方法が混ざっている

たとえば掛け算の筆算をする場合、答えが二ケタになると、
なぜか十の位の値を、問題の十の位の一番上に書いたりする。

例を挙げると、35×9 という計算だと、5×9の答えの45の4を、
35の3の上に書いたりして、間違える。

これは足し算の場合、そうすると教わったのだろうが、
間違えやすいやり方だ。

筆算の横棒の下に4を書けば、
足し算でも掛け算でも間違えないのだが、
そうして上に書いてしまうと、忘れたり、
間違えて足してしまったりすると言うことが起こる。

これなんかは、最初に間違えやすい計算方法で
筆算のやり方を覚えてしまった影響もあるわけだが、
それにしても区別が付いていないことが大きい。

掛け算ならこう、足し算・引き算ならこう、という切り替えが
うまくいっていないわけだ。

こういう「計算方法の切り替えができない」という子供の場合、
小数の計算や分数の計算の切り替えもできない事が多い。

計算方法を計算問題によって切り替える、
と言うところができないわけだからそれは当然の話だけれど、
これをトレーニングして直すのは、本当に大変だ。

ただ、大変だけど、これは脳の使い方だから、
練習すればできるようになるはずなんだよね。

四則計算の乗っているドリルを持ってきて、
いろんな計算を1題ずつやらせれば良いんだけれど、
根気よく、根気よく、とにかく練習させるしかない。