やめていい塾、やめない方がいい塾(6)成績がよい場合は厳禁

何度も書くが、教育というのは
「結果オーライ」的なところが多い。

つまり成績が良ければとりあえずOKだと判断してよい。

逆にソコソコ成績がよいのに、
さらに上を目指そうと転塾させるのは
ものすごい大バクチである。

転塾を考えて良いのは、成績が悪い場合と、
友達関係などが悪化して、
子供が塾をやめたいといった場合くらいだろう。

転塾させてかえって成績が落ちるなんて事は、
時間のない中学受験の場合、致命傷になりかねない。

なぜなら子供の成績が良い原因が、
どこにあるのかは微妙な問題だからだ。

子供の成績を伸ばした原因が塾にあるのか、
それとも子供本人や家庭にあるのか、
それはそう簡単に見極められることではない。

できる子供だって、友達同士で競い合って
競争相手を見ながらだからこそ
やる気を出しているのかも知れない。

また塾の宿題が子供一人でできる程度、
あるいは家庭で補完できる程度だったから、
その塾について行けたのかも知れない。

だから成績をもっと上げようと思って転塾させたら、
競争したり張り合う相手がいなくなったり、
塾で習ったことが家庭学習でカバーできなくなって、
結局成績を落とすことも考えられる。

「良い成績」は、微妙なバランスの上にできあがっているので、
成績がよいのに転塾させるというのは、得策ではない。

習い事なども、できる限り続ける方向で、行った方がよい。
やめたからといって、成績が上がる保証はどこにもない。