やめていい塾、やめない方がいい塾(7)先生が良い?

良い塾というのは、良い先生をそろえている。

ただし良い先生と言っても2通りある。

その2通りとは、以前にも書いたが、

「生徒を乗せるのが上手な先生」と
「最短距離で間違えにくい方法を教える先生」だ。

経営的にいえば、
「保護者との関係をうまくとれる先生」
も、良い先生に入るわけだけれど、

勉強に関していえば、
「子供のやる気を引き出せる先生」と、
「点数がとれる方法を教える先生」の2通りになる。

なので自分の子供の成績が上がらない場合、
子供にとってどちらの先生が必要なのか、
そこを見極める必要がある。

子供のやる気がない場合は、
生徒を乗せるのが上手な先生。

やる気があるのに、成績が伸びない場合は、
最短距離で間違えにくい方法を教えてくれる先生。

こういうことになる。

今通っている塾の講師がどちらのタイプか、
分かっていると、転塾すべきかどうか
判断もできようと言うものだ。


難関校を目指すには、テクニックが必要

ただし、難関校や上位校を目指すには、
どうしても勉強のテクニックが必要になる。

難関校・上位校進学を目指すなら、
生徒のやる気を引き出すなんてことは、
家庭の仕事であって、塾の仕事ではない。

やる気のない子供を勉強させて、
さらに難関校に入れるなんて事は、
ほとんど不可能だから、
そういうのは無い物ねだりに近い。

また、難関校に合格させるには、
テストのテクニックも必要だし、
勉強のテクニックも必要になる。

これはたかだか十年しか生きていない子供には、
自分で見つけろと言っても無理な話。

となると、こういう場合はもう、
子供のやる気を引き出す先生ではなくて、
最短距離の方法や間違えにくい方法を
教えてくれる講師でないと、
太刀打ちできなくなる。

難関校の入試というのは、大学でも中学でも、
一点を争うミクロの戦いになってしまうので、
生半可な方法ではどうしようもない。

遠回りの方法でも、確実に点数を積み上げるとか、
泥臭い方法でも、とにかく正答にたどり着くとか、

根気と根性、テクニックやスピードの重要性が
身にしみて分かっている講師でないと、どうしようもない。

教育に夢を持っているような、
浮ついた先生ではどうしようもない。

自分の子供の勉強に何が足りないのか、
それが分かれば転塾もスムーズに行くはずだ。