サマー錬成でわかる、子供の学力

塾や私立の学校では、
夏休みに問題集をもらうことが多い。

夏季テキストだとか夏休み問題集というやつ。

塾用教材メーカーの夏季テキストだと、

「サマー錬成」(学書)とか
「マイティ・サマー」(学友社)とか、
「錬成ゼミ」(育伸社)とか
「サマーピラミッド」(教育開発)とか。

2科目以上が合本(がっぽん)になった
「カミング・サマー」というのもある。

こういう教材はだいたい1科目8講座になっていて、
講義で使う場合は8回で終わるようになっている。
(4回で1タームで、2ターム分)

この夏期テキストをもらった子供が、
どれくらいの速さでこの問題集をやるかで、
子供の学力レベルは分かってしまう。

まず、できる子供は、あっと言う間に終わってしまう。

こういう問題集は、ほとんどが薄っぺらいものだから、
問題数が少なくて、できる子供にとっては朝飯前のことが多い。

特に小学校4年生以下は、ほんの2時間もあれば、
半分くらいやってしまうから、個別塾の講師としては、
やることが無くなって困るくらいだ。

こういうお休みの時の薄っぺらいテキストには、
中学生向けには標準編と発展編等という風に
レベル別に2種類以上のものがあるのだが、
小学生向けのテキストの場合は標準編しか無く、
低学年になればなるほど、簡単に終わってしまう感じになっている。

だから小学校低学年で、この薄っぺらいテキストが、
あっと言う間に終わらないようだと、問題だ。

読み書きのスピードが遅すぎたり、
ものを覚えると言うことができなかったりで、
頭の中には何も残っていないのかもしれない。

こういう子供の場合は、中学に上がったら、
とたんにかなり悪い成績を取りかねないから注意。

5年生くらいになっても、
文章を読んで何が書いてあったかすら
言えない可能性がある。

学習障害が発生しているかも知れないから、
文字の読み書きだけでもしっかり練習させる必要があるね。