国語でなぜ平均点以上取れないかというと、1つには先ず、語彙力・言葉力不足がある。これがあると平均点どころじゃない。偏差値で言うと40未満になってしまう。
たとえ、模試で漢字の書き取りや、漢字・ことばのセクションで、点数がしっくり取れていたとしても、問題文中の熟語の意味が取れないと、内容がわからない。となると、結局点数が取れないから、「漢字でしか点が取れない」ということになる。
漢字とことばの部分では、さすがに2~30点くらいしかもらえないので、これでは平均点を上回るどころじゃない。
そして、語彙力がそこそこあって点数が取れないのなら、今度は「要約」ができないということだ。
文章を読むと言うことは、そのあらましを理解することが肝心だから、読みながら頭の中でどんどん要約していって、あらすじを理解することが必要なわけだ。
ところがこの「要約」、実はかなり難しい。
我々日本人にとって、実は要約ほど難しいモノはない。というのも日本語は、要約の前に、主語と述語を捉えること自体が難しい言葉だからだ。
主語の脱落がひどい上に、述語も1つの文章にたくさんある。古文などになれば、敬語の使い方で主語を見極めなければならなくって、困ってしまう。(物語を最初から読んでいれば、どれが誰の行動かはわかるものらしいが、一部分を取りだしたらわからなくなる)
つい数年前まで、東大入試英語の試験で要約文(日本語)を書く問題が毎年出題されていたほどだから、これができるというのはかなりの能力を必要とする。
国語ができない子どもは、述語がわからない!
だから主語と述語を押さえつつ文章を読んでいくことができれば、それだけでかなりの点数を取ることができるはずで、それが押さえられたら、今度はイイタイコトと具体例・比喩、対比など、文章の構成が読みとれるようになれば、説明文など間違えようがないんだけど。
ところが、これがやっぱり難しいんやねえ、国語が苦手な子どもには。
先ず第一に、述語がどれかわからない。述語がわからないから、その主語もわからない。
となると、誰が何をしたって言うところから、曖昧になる。
物語の場合は雰囲気でわかるんだけれど、曖昧に捉えるだけで良しとしだしたら、説明文や論説文は全く読めない。何しろたとえ話や比喩が、山ほど出てきたりするからね。
たとえ話は、イイタイコトを説明したりするために出しているだけだから、そんなことは枝葉なんだけれど、曖昧に読んでいると、どうしてもそれに引っかかってしまう。
で、内容真偽問題で簡単に誤答を出してしまう。これでは、平均点以上の点数は取れないわな。

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