国語で平均点(偏差値50)を超えられない理由のつづき。
統一合格判定模試の国語のテスト結果などを見てみると、
- 漢字のよみかき
- ことばの知識
- 物語文の読解
- 説明文の読解
という項目がある。
漢字の読み書きというのは、文字通り、熟語が書けて読めるかということで、言葉の知識とは、慣用句とかことわざとか格言などだ。
目に余る/耳が痛い/鼻につく
猫に小判/馬の耳に念仏
花より団子/棚からぼたもち
一朝一夕/一期一会/一長一短
この辺は、テスト前にしっかり準備しておけば、そこそこの点数になる。
過去問をストックしているような塾では、直前に山かけで勉強させて、点数を上げようとする場合もある。
ただこれは、くり返し覚えないと、本番では忘れてたりする。なにせ普段使わないような表現だと、本などを山ほど読んでいなければ、すぐ忘れちゃうしね。
親御さんが普段の生活、日常生活でこういう表現を使っていれば大丈夫だけど、なかなかそれも難しい。
で、問題は、物語文の読解と、説明文の読解だ。
物語文と説明文、どちらか得意ならばいいんだけれど...
物語文と説明文、子どもによって得手不得手はいろいろだ。物語文が得意だけど、説明文がわからない子どもや、逆に説明文はできるが物語文がダメという子どもがいる。
この辺は、子どもの好き嫌い、興味の方向によって違うのだろうと思うが、偏差値50を切る子どもというのは、両方ダメ。
テスト結果を見て、この子は物語文が得意で説明文が苦手なんだな、と思って説明文の勉強を重視すると、次のテストでは物語文がダメになって、説明文がちょっとよくなっている。
逆に物語文が苦手なんだと判断して、物語文に重点を置くと、説明文で点が取れなくなっていたりする。
こういう場合は結局、「どちらも得意ではない」ってことだ。
物語文は、かたや人物がたくさん出てくる話で、人物のキャラクターと、時間の経過をしっかり捉える必要がある。
一方説明文というのは、著者のイイタイコトというのが中心にあって、本線とたとえ話や比喩がからみあっている。
文章の構造が全然違うわけだから、いい加減に読んでいると、すぐにわからなくなる。
何せ入試に使われる物語文の問題は、人物の数が多いことが多くて、誰が誰かわからなくなることが多い。登場人物が少なくても『言い換え』が多くて、たとえば
- 「ユウジ」
- 「ゆうちゃん」
- 「となりに住んでいるアイツ」
- 「学校のテストで、わざと名前を書かなかった子ども」
が、全て同一人物のことだったりする。これがわかる子どもと、そうでない子どもがいる。
一方、説明文はたとえ話や参考情報・引用などが山ほど入っていて、何がイイタイコトで何がそれを論証する部分の区別が付かないといけない。
この区別が付かないと、本線のイイタイコトとは別の部分を読んでしまって、筆者のイイタイコトを取り違えてしまったりする。
国語の入試問題は、こういう情報の整理ができないと、解けないわけだけど、本をあまり読んでいない最近の子どもは、頭の中でそれができないようだ。
結局算数と同じで、絵や図を描いて考える練習をするしかないかな。
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