模試をうまく使って学習を進めるコツ記事一覧

「しゅともし」「合判模試(ごうはんもし)」とは、首都圏模試センターが実施している中学受験のための模擬試験だ。合判模試は、首都圏の学習塾が集まって行う模試で、簡単に言うと中小の学習塾の生徒がみんな受けに来る模試だ。少なくとも数千人が受験するため、信頼度が高い。大手中学受験チェーン(四谷大塚・サピックス・日能研など)は、それぞれ自塾で模試を行っているが、それ以外の塾に通っている中学受験生が受けに来る模...

5年生から始める中学受験。次は模試を使って学習を進める話だ。中学受験の大手専門塾であれば、毎月のようにテストがある。しかし一般の塾や家庭学習で中学受験の勉強をしている場合、子供がどれくらいできるものなのかは、模試を受けに行って確かめるしかない。受験勉強を始めてすぐから、とにかく現在の能力を知りたい…ということで、模試を受けることもあるだろう。ただ模試を受けたとしても、5年生から勉強を始めた場合、未...

5年生から始める中学受験、首都圏もしの試験範囲を使って学習を進める話の続き。首都圏模試は、首都圏の非大手中学受験専門塾に通う受験生が主に受ける模試だ。首都圏模試を受けるメリットは多く、受験生のバリエーションも広い。四谷大塚やサピックス、日能研といったメジャーな中学受験塾は、それぞれ独自の模試を行っていて、年に数回はオープン模試も実施している。しかしメインの参加者は自塾の生徒たちであり、会場もそれぞ...

5年生からの中学受験、「首都圏もし」を利用して学習計画を立てるとすると、どういった単元を優先すべきだろうか。まず首都圏模試の試験範囲表を再確認してみよう。このスケジュールだと、9月の初めと終わりに第2回と第3回が実施されるから、このあたりまでを5年生の夏休みに学習するのが良いだろう。もちろん7月の第1回の首都圏模試を受験するなら、そのための準備は6月までにやっておくべきだ。首都圏模試 5年の試験範...

5年生から始める中学受験、首都圏もしを利用して単元学習を進める話。次は5年生の12月に行われる第4回模試に備えた学習プランだ。ここまでの模試の範囲からは、次の単元を学習すべし…ということだった。小数や分数の四則計算周期算や等差数列三角形や四角形のつくる角度や面積円とおうぎ形の角度・面積・周の長さ多角形の角度、対角線立方体や直方体の体積や表面積つるかめ算植木算割合・百分率平均消去算・相当算・差集め算...

ダイヤグラムや面積図は、非常に抽象的なものだ。だから小学5年生や6年生が理解できなくても仕方がない。5年生のうちに理解して描けないといけないのは、線分図の方だ。線分図は、長さで数量を表すわけだから、こちらはまだ容易い。子供は、直感的に長さで数量を理解することができて、たとえばコップに入ったジュースの量も、体積ではなくて高さ(かさ)で判断するそうだから。これは同じ体積のジュースを、細いコップと太いコ...