今日は、全国の公立小学校・公立中学校で、
文部科学省の学力テストが実施されている。
小学校6年生と中学校3年生が対象で、
科目は国語と算数・数学、
それから生活環境のアンケートだ。
民主党の方針で、今年から全数調査から抽出調査に変わった。
表向きの理由は、費用がかかると言うことだが、
成績の公表も都道府県別の集計のみで、
市区町村別の集計は公表しないと言うこと。
これはハッキリ言って、公務員の情報隠しってことだね。
教育委員会というのは市区町村ごとにあって、
教育方針というのは市区町村ごとに異なる。
なのに都道府県単位でしか結果を公表しないとなれば、
市区町村の教育委員会がちゃんとやっているかどうか、
有権者にとっては判断ができないからね。
教育に失敗している市区町村があったとしても、
近隣の市区町村が優秀だったら、
その失敗は隠蔽できるってことだから。
教育方針は、市区町村ごとに異なる
教育というのは、地域によってけっこう違う。
以前、読売テレビの「秘密のケンミンショー」で、
長野県の「白文帳」という漢字ノートの話を放送していたが、
地域によって様々な工夫がある。
工夫があると言うことは、それが良かったのか悪かったのか、
判断する目安がないと、善し悪しの判定ができない。
私も中学生の頃、兵庫県の西宮市から、
大阪府の八尾市に転校した経験があるが、
授業のやり方や方針が全然違って、とまどった記憶がある。
報道によると、教育指導要領に沿って、
全国的に同様の授業をしているかと思っている人も多いだろうが、
実は地域によって、かなり異なった授業をしていたりするのだ。
同じ神奈川県でも、横浜市と川崎市では
中学の授業の進め方が異なる。
数学は、横浜市では教科書通りのカリキュラムで学習が進められ、
式の計算→方程式→関数→図形・証明 と言う風に進むが、
川崎市では、関数と図形の順序が入れ替わり
式の計算→方程式→図形・証明→関数
という順序で行われる。
社会も横浜市では中1で地理・中2で歴史という
いわゆる「分離方式」で授業をやっていて、
川崎市では地理と歴史と平行で授業を進めている。
どちらがよいのかは、けっこう難しい話なのだが、
そういう風に地域ごとに授業の進め方が違う。
そのうえ、横浜や川崎と言った大きな都市では、
区ごとに教科書も異なったりするから、
成果が出ているのかどうかは、
実は区別に統計調査を行わないといけないのだ。
横浜や川崎の公立中学では、毎年秋に
5科目の学力テスト(全数調査)を実施しているので、
その点は抜かりがないと思うが、
文部科学省が「お金がかかる」という理由で、
全数調査をやらないと言うのは、やっぱり大問題だと思うね。
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