やめていい塾、やめない方がいい塾(2)

子供の成績が上がらない場合、
やめていい塾やめていけない塾がある。

やめていい塾というのは、一言で言って、
「子供に合っていない塾」ということになる。

教育なんていうのは、結果オーライのところがあって、
うまくいけばそれで良いわけで、
成績が上々なのに環境を変えるというのは、
得策ではない。

なので成績がいい場合は、塾は変えない方がいい。

しかし成績が下がっていく場合は、転塾を考えた方がいい。

塾に通わせるのは、あくまでも学力アップのためであるから、
成績が上がらないどころか下がる塾は、
通わせる価値がないということになる。

もちろん、成績が上がらない理由は
ほとんどが本人のせいである。

子供が勉強しないとか、勉強する気がないとか、
そういうことは非常に多い。

この場合、塾を変えても問題は解決しない。

子供のやる気まで塾に引き出してもらおうなどと
甘いことを考えていたら、中学受験なんて成功しようがない。

何もしなくても公立中学に進学できるのに、
中学受験するというのは、それなりの動機が必要だし、
そのための動機付けというのは、
家庭によって違うわけだから、
動機付けはあくまでも家庭の問題だ。

だからこの場合は、転塾云々を考えても仕方ない。

どうやって子供を勉強させるか、それを考えるのが第一だ。


できる理由がなければ、できるようにはならない!

しかし、子供がそこそこ勉強しているのに、
成績が伸びない場合は、転塾を考えた方がいい。

学習塾でどれだけすばらしい授業をしていたとしても、
子供の理解力レベルに合っていなければ、
子供の成績は上がらない。

中学受験というのは、たかだか10年ちょっとしか
生きていない子供がやることであるから、
モノを知らないわけである。

家庭で子供をあちこちに連れて行き、
いろんなモノを見せたり、
日頃からいろんな話をしていなければ、
塾講師が子供にわかりやすく話そうと
苦心して考えたたとえすら、ピンとこないことが多い。

そういう子供に対し、一斉授業では学力を上げるのはまず無理だ。

わからない言葉がどんどん増えていくと、
どんどんわからなくなっていくから、
わからないことが増えていって、やる気がなくなる。

「やる気」というのは、「やれそうだから起こる」ものであって、
やれそうにないことや、分からないことには起こらない。

だから基礎学力がないのに、
応用や発展問題ばかりやらせる塾も、
やる気を失わせるようなことになる。

勉強ができる子供というのは、
やれそうなことがたくさんあるからどんどん勉強するわけで、
逆に分からないことが多い子供の場合は、
どんどん勉強しなくなる。


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