首都圏もし、12月・1月の試験対策は?

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5年生から始める中学受験、首都圏もしを利用して単元学習を進める話。

 

次は5年生の12月に行われる第4回模試に備えた学習プランだ。

 

ここまでの模試の範囲からは、次の単元を学習すべし…ということだった。

  • 小数や分数の四則計算
  • 周期算や等差数列
  • 三角形や四角形のつくる角度や面積
  • 円とおうぎ形の角度・面積・周の長さ
  • 多角形の角度、対角線
  • 立方体や直方体の体積や表面積
  • つるかめ算
  • 植木算
  • 割合・百分率
  • 平均
  • 消去算・相当算・差集め算
  • 速さ

首都圏もし 5年生の試験範囲(算数)

第4回と第5回で、新たに試験範囲に加わるのが、「場合の数」「旅人算」「売買算」「速さとグラフ」「食塩水の濃さ」と言ったあたりだ。

時期 算数
第1回(7月初め) 整数・小数・分数の仕組み・四則計算、約数・倍数、数の範囲(以上・以下・未満)、周期を利用した問題、等差数列、三角形・四角形の面積、三角形・四角形の角度、立方体・直方体の積み上げ、体積(角柱と円柱は除く)、つるかめ算、植木算
第2回(9月初め) 整数・小数、分数の仕組み、四則計算、概数、約数・倍数、並べ方・選び方の基本、円とおうぎ形の面積、円とおうぎ形の角度、多角形の角度、対角線、立方体・直方体の体積・容積、割合・百分率、平均、消去算、条件整理
第3回(9月末・10月初め) 整数・小数・分数の仕組み・四則計算、約数・倍数、規則を利用した問題、角度を求める問題、面積を求める問題、円・おうぎ形に関する問題、正多角形に関する問題、相当算、百分率・歩合、差集め算、速さの三用法
第4回(12月) 整数・小数・分数の仕組み・四則計算、数の性質、場合の数、角度を求める問題、面積を求める問題、約束記号、平均の速さ・旅人算、売買算、条件整理
第5回(1月中旬) 整数・小数・分数の仕組み・四則計算、数の性質、規則性、角度を求める問題、面積を求める問題、折り返し図形、速さのグラフを読み取る問題、食塩水の問題、条件整理

旅人算、速さとグラフ、食塩水の濃さ・面積図

5年生の12月ともなると、実際の中学入試本番のおよそ1年前ということで、模試の内容も中学入試でよく出題されるタイプの問題が増えてくる。

 

そして「速さ」「濃さ」という三要素の単元と、グラフ(ダイヤグラム)や面積図の利用という、より抽象的なツールを使って問題を解く問題が増えていく。

 

旅人算はダイヤグラムが理解できると簡単な問題になるし、食塩水の問題も面積図が理解できると簡単になることが多い。

 

ただダイヤグラムと面積図は、非常に抽象度が高いツールで、これを小学生が理解できるかどうかは子供次第だ。

 

ダイヤグラムや面積図を理解して利用することができれば、上位校や難関校の合格も狙えるが、理解できるかどうかはかなり微妙だ。

 

算数が苦手な子供はまず理解できないし、全ての子供が理解できるようになるかというと、たぶん何割かはいくら勉強しても理解できるようにはならないモノなのかもしれない。

 

ただし5年生の冬の段階で理解できなくても、入試本番までには1年以上ある。

 

一年間勉強し続ければ、どこかのタイミングで腑に落ちて、できるようになる可能性もある。

 

抽象度が高い解法は、偏差値50前後をウロウロしている生徒でも理解できないし使いこなせないので、無理強いして勉強させるよりは、他のところで点数を取ることを考えるのもアリだと思う。

 

ただそれは6年生の夏以降の話であって、とりあえずはやり続けるしかないだろう。

 

 

 

 

 

 


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