日能研の全国公開模試を受けたいけど、試験範囲がわからない

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5年生から始める中学受験、次は日能研(にちのうけん)の算数のカリキュラムだ。

 

日能研のテキストは一般販売されていないし、塾でも注文できないから使えないが、どういうカリキュラムなのかは確認しておこう。

 

日能研のオープン模試(全国公開模試)では、試験範囲を公表していないので、全国公開模試を受験する際には試験範囲として参考にしたいしね。

 

さて日能研は、サピックスや四谷大塚と並ぶ大手中学受験チェーンだ。

 

関東や関西に多くの教室を展開し、生徒数も非常に多く、ホームページでは約12,000人の受講生がいるという。

 

うちの最寄り駅の駅前周辺にもサピックスと日能研の教室があるが、華々しい合格実績をデカデカと大きく掲げているサピックスとは異なり、割と落ち着いた感じの中学受験専門塾だ。

 

難関校や上位校へ合格させる塾というより、あなたのお子様にピッタリの学校を見つけて、合格させますよ、という感じかな。

 

ということで、日能研の算数カリキュラムを見ていくことにしよう。


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日能研の算数カリキュラムの特徴

学習カリキュラムは比較的おとなしく、5年生から中学受験を始めるのに丁度よいカリキュラムになっている。

 

中学受験のための「系統学習」は、4年生後期からスタートし、6年生前期で終了する。

 

9月からスタートして翌年の7月までを、一年として考えているようだ。

 

四谷大塚やサピックスが、4年生の初め(というか3年生の2月)から受験勉強をスタートするのに比べ、およそ半年くらい遅くスタートする。

 

4年生頃(9歳・10歳)というのは、小学校でも抽象的な学習が始まるタイミングでもあり、具体的な知識から抽象的な考え方へと移るタイミングでもある。

 

9歳の峠、10歳の壁」なんていって、ここで急激に勉強についていけなくなる子供も多い。

 

また他塾では1週間毎に学ぶ単元が異なっていて、たとえば予習シリーズでは

  1. 倍数と約数の利用
  2. いろいろな面積
  3. 割合の利用
  4. いろいろな差集め算

というふうに、異なる系統の単元が週替りにでてくるのだが、日能研は逆に、計算なら計算を4週間、図形なら図形を4週間というふうに、だいたい4週間前後で系統立てて学習することになっている。

 

これはどちらが良いかという議論もあるようだが、日能研は小学校の授業と同じような感じでカリキュラムを作っているんだろうなと思う。

6年生の夏以降の家庭学習ミニ模試に

入試本番に向けて週に数回、短めの物語文と説明文、計算と一行問題(標準編)などを2周以上行い、問題があれば「文章題に強くなる」の単元で復習。それができたら発展編へ進むと良い。短めの問題だと子供も取り組みやすい。

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日能研 算数 4年生前半のカリキュラム

日能研の系統学習は、4年生の秋からだが、では4年生の前期(3年生2月から4年生7月まで)に何を学習しているかというと、

  • 四則混合計算
  • □を使った式
  • 小数と計算(足し算引き算)
  • 百分率
  • 植木算
  • 三角形と角
  • 四角形・多角形の面積
  • 周期と余り・等差数列
  • 方陣算

などを学習している。

 

なので4年生の夏休み前後に全国公開模試を受けるのであれば、このあたりを学習しておくと良いかもね。

 

ちなみに小数の掛け算わり算は4年後期に学習するので、百分率と言っても、計算したりするわけではなさそう。

日能研 算数 4年生後半のカリキュラム

授業回 単元名 学習内容
 第1回(4年生9月) 小数の計算① 小数とかけ算
第2回 小数の計算② 小数とわり算①
第3回 小数の計算③ 小数とわり算②
第4回 小数の計算④ 小数の四則混合計算・逆算
第5回(4年生10月) 場合の数① 樹形図と順列
第6回 場合の数② 図形を使った場合の数
第7回 比例① ともなって変わる関係
第8回 比例② 比例のグラフ
第9回(4年生11月) 速さ① 速さの意味
第10回 速さ② 速さと進行グラフ(ダイヤグラム)
第11回 線分図① 線分図の活用①
第12回 線分図② 線分図の活用②
第13回(4年生12月) つるかめ算 つるかめ算
第14回 平均 平均の意味と役割
第15回 集合① 集合とベン図①
第16回 集合② 集合とベン図②
冬期講習 復習と応用
第17回(4年生1月) 立体図形① 立体図形と体積
第18回 立体図形② 立体図形と表面積

4年生後半では、速さだとか、平均だとか、小学校では5年生に習う単元がいっぱいあるね。

 

ただ小数の計算に4週間を割り当てているのは、日能研が計算力を重視しているという現れなのかもしれない。

 

ちなみにこの続きの5年生前期では、小数の掛け算わり算だとか、分数の計算から始まるから、カリキュラムの初めは計算ってことにしているのかな。

 

そして立体の体積と表面積とか、比例といった単元は、小学校では6年生の範囲なので、概念として一度学習しておいて、5年6年でまた再学習するってことらしいな。

 

日能研 算数 5年生のカリキュラムを確認に続く。

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