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犬のしつけと子供の教育、その2。教育熱心な親ほど、勉強のできない子供を作ってしまう?

前回、森田流犬のしつけというDVDが売れているっていう話を書いた。
【犬しつけ】あなたの愛犬が見違えるほどいい子になる森田流犬のしつけ法というやつだ。

これは、テレビ東京の番組「テレビチャンピオン」の「犬のしつけ選手権」の優勝者の森田さんが、わがままに育ってしまった犬を教育するノウハウなんだけれど、子供の教育に当てはめてみると、考えさせられることが多い。

セールスページから、引用してみる。

犬の行動心理学の視点から、話をすると、おもちゃやおやつがほしくて言うことを聞いているということは、犬の本来もっている、獲物を追いかけるという狩猟本能に働きかけていることになります。

つまり、狩猟本能という攻撃的な野生の本能を強めることになります。

ですから、実は今までのしつけ方法では、しつけをする前よりも、しつけをした時のほうが余計に手に負えない犬になってしまっているんです

野生の本能が強くなると、野生の特性である、人や犬に対して吠えたり、動くものに対して向かっていこうとする行動(狩猟本能)が日に日にひどくなります。

犬が人間社会で生活する以上、犬の攻撃的な野生の部分は必要ありません。

しかし今、一般に広まっているおやつやオモチャを使ったしつけ方法は、知らず知らずのうちに、犬の攻撃的な野生の本能を強めてしまっているのです。

私の経験上、しつけ熱心な人ほど、言うことを聞かない犬に育ててしまう傾向があります

※以上 『【犬しつけ】あなたの愛犬が見違えるほどいい子になる森田流犬のしつけ法』より引用

『私の経験上、しつけ熱心な人ほど、言うことを聞かない犬に育ててしまう傾向があります』というところが、私は特に気になる。

しつけを教育に置き換えると、教育熱心な人ほど、勉強ができない子供に育ててしまうっていうことになるが、そういうパターンの親子は、何件も見てきたからだ。

もちろん教育熱心と一口に言っても、いろんなタイプの教育熱心があるわけだ。

ただ確実なのは、子供が勉強した内容を毎回細かくチェックするとか、答え合わせを本人ではなく、塾でやって欲しいと言う親御さんは、ダメだ。

こういう親御さんは目がつり上がっていて、一方、子供の方はボーっとしているパターンが多い。もう脳が親御さんを無視しているというか、スルーしているというか。

私の新しいパソコンブックにも少し書いたが、自分で解いた問題に丸ツケできないような子供は、絶対に勉強できるようにはならないんだ。なぜかというと、問題を解く執念が育ってないからね。

問題集やワークブックをやって、9割方できていても、間違っているところをネチネチ指摘されたら、そりゃ、やる気をなくすって。

少しがんばれば100点が取れそうな問題で、90点とったらほめられるなら、よし次は100点だ!っていうコトになるけど、それで怒られたら、脳はやる気物質を出すのをやめる。

100点取らないと怒られる...ということで、はじめはやる気が出るが、100点が取れないってことがわかると、やる気は止まる。ほめられもせず、利益にもならないことには、やる気が出ないように脳は作られてるからね。そしてまた怒られて...悪循環だね。そしてやる気が日常的になくなると、ボーっとするってことになる。

こういう場合は、小テストで100点とったらごほうびを与えるというインセンティブ(誘因、ごほうび)を付けて、できなくても叱らないというのが、有効な手段としてあるわけだけれど、やりすぎるとまた危ない。100点とったら、ものすごいごほうびをあげるというのも、犬のしつけで考えると、まずい話だからね。

ごほうび目当てで勉強させると、後々本人は勉強しようと思っても、脳が動いてくれなくなる。伝えたいのは、「100点取ることが大事だ」というメッセージとシグナルだけなんだけれどね。

犬のしつけに興味がなくても、一度読んでみよう。カチッとね。↓

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