計算力のない子供の特徴(1)引き算が遅い

更新日:

算数は結局、計算力がないと伸びない。

 

伸びないと言うか、伸びようがない。

 

逆に言うと、算数ができない子供というのは、根本的な計算力がない

 

計算なんか、考えるものではなくて、さっさと計算するものだが、それができない。

 

わり算で何分も止まっている子供というのを、たまに見かけるが、これなんかもそう。

 

商が見つからなければ、1から順に調べるか、あるいは真ん中の5から調べればいいわけだが、それができない。

 

要するに、計算を「考えるもの」だと勘違いしているわけだ。

 

計算なんか、ただの作業で、考えるようなものじゃない。

 

計算なんて、自転車の運転と同じで、乗れるようになれば良いだけで、考えるものじゃない。

 

だから答えが見つかるまで、とにかく調べて、最後に合っているかどうか、検算して調べれば良いだけだ。

 

ところが、算数ができない子供というのは、この「調べる」というのができない。

 

これは中学生くらいになると、大きな差になってくる。

 

というのも計算問題を見ただけで、何をやって良いのか分からず、計算を始めることすらできなくなるのだ。


基礎学力アップに

スポンサードリンク(楽天ブックス 広告)

国語 説明文 読みテクドリル

国語 随筆 読みテクドリル

ここから算数

毎日算数

実力突破 算数計算と一行問題


計算力は、引き算の正確さと速さで分かる

計算力のない子供を観察していると、まず引き算があまり良くない。

 

どこで間違えたか調べると、たいていは引き算だ。

 

引き算というのは、小学校2年生~3年生で習う。
だからここでしっかり練習していなければ、後々の計算力にも響く。

 

ところが学校のカリキュラムでは、引き算の後は、かけ算になってしまって、しばらく引き算の練習をしてくれない。

 

九九は算数の一つの難関なので、そっちにかかりっきりになってしまう。

 

だから家庭では、学校で九九をやっていても、引き算を定期的に練習させておかないと、練習不足になる。

 

で、かけ算が終わってわり算にはいると、ここで引き算の練習不足が足を引っ張るようになる。

 

わり算の筆算は、引き算が必要だから、引き算ができていないと、計算のケタが増えるたびに間違えが増えていく。

 

2ケタわる1ケタなら、引き算は1回か2回しかしないが、3ケタわる1ケタなら、最大3回引き算をするから、間違えるチャンスが3回になるわけだ。

 

そうやって、引き算の影響が、ずーーと後まで残っていく。

 

大手の学習塾が、小学2年生から生徒を募集するのは、あながち間違いではないね。

 

ただし小2の子供は、手がかかるので、あまり塾には来て欲しくないけど。

 

そういうわけで、計算力がない子供の場合は、まず引き算をチェックしてください。

6年生の夏以降の家庭学習ミニ模試に

入試本番に向けて週に数回、短めの物語文と説明文、計算と一行問題(標準編)などを2周以上行い、問題があれば「文章題に強くなる」の単元で復習。それができたら発展編へ進むと良い。短めの問題だと子供も取り組みやすい。

楽天ブックス(広告)

中学入試 実力突破 国語

中学入試 国語の読解力をぐんと伸ばす 物語文編

中学入試 国語の読解力をぐんと伸ばす 説明文編

実力突破 算数計算と一行問題

中学受験 文章題に強くなる【標準編】

まいにち算数

実力突破 算数計算と一行問題【発展編】

中学受験 文章題に強くなる【発展編】

実力突破 算数図形問題


毎日の基礎学習に(楽天ブックス)

スポンサードリンク(広告)

計算と熟語(新版)

6年分を総復習! 小学生の漢字1026字 読み取りドリル

6年分を総復習! 小学生の漢字1026字 書き取りドリル

小学生の語彙力アップ 基礎練習ドリル1200

小学生の語彙力アップ 実践練習ドリル1100

国語 説明文 読みテクドリル

国語 物語文 読みテクドリル

国語 随筆 読みテクドリル

ここから算数

?に答える! 小学理科