入試直前の最後のひとあがき。過去問はダメ。

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中学入試本番まで、1ヶ月を切った。

 

関西では1月中旬から、関東でも1月下旬から。

 

基本的には、今から学力アップを図っても、まず点数は上がらないだろう。というのも、ここから上げられる点数なんて、たかがしれているからだ。

 

たとえば今から新しく漢字やことばを覚えても、その言葉が出題される確率はかなり低いし、万が一出題されても、たいていは書けない。

 

入試というのは、初見でいきなり問題を出されるモノだから、普段から小テストなどで、初見の問題に対応する練習や、そこで答えるための訓練を積んでいなければ、どうしようもない。

 

算数だって、基本問題を復習しても、ちょっとひねった問題は解けないので、今から新しいコトをやってもまず無理だろう。

 

となると、今まで蓄えた知識を復習して、取れるはずの点数を落とさないことに注力した方が良さそうだ。

 

過去問はダメ

大学受験でもそうなんだけれど、試験が迫ってきたら、多少易しめの初見(しょけん)の問題集を毎日やった方がイイ。

 

入試本番では、過去問集に載っているのと同じ問題は出ない。似た問題は出るが、同じ問題はまず絶対出ない。

 

だから過去問というのは、2回やっても仕方がない。何点くらい取れるか、合格可能性を測るのには良いが、過去問を何度もやりこんでもあまり意味がない。

 

入試というのは基本的にアウェイ(出先)で、初見の問題で試されるのだから、今からは初見の問題を手持ちの知識と学力で、どうやって解くかと言うことに重心を移さないといけない。


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初見の問題を毎日やるというのは、時間的にも、なかなか難しいけれど、過去問や今までやってきた問題集をくり返すよりは、マシである。

 

2日に一回初見の問題をやって、あとは復習。これのくり返し。

 

初見の問題に使う問題集は、受験予定の学校と同レベルの学校の過去問がいいが、なるべく似た出題形式の学校を探した方がイイ。

 

たとえば国語なら、漢字や言葉の問題が最初にある学校と一番最後にある学校があるので、受ける学校の問題と同じタイプを選べばいい。

 

ブックオフなどの大きな古本屋に行けば、何冊か過去問集が出ているので、適当なモノを2~3冊くらい買ってくれば、10回や15回分くらいの問題は用意できる。

 

それからあとは、漢字の読みも、初見の問題で、復習しておいた方がイイ。読みの場合、漢字を書かなくても良いので、書き取りよりは点数が上積みできるかもしれない。

 

まあとにかく、最後のひとあがきで、合格を勝ち取ろう!

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入試本番に向けて週に数回、短めの物語文と説明文、計算と一行問題(標準編)などを2周以上行い、問題があれば「文章題に強くなる」の単元で復習。それができたら発展編へ進むと良い。短めの問題だと子供も取り組みやすい。

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