秋になると、模試の難易度レベルも上がってくる。
9月に行われた統一合判模試なんかは、脳科学者の茂木健一郎さんの文章がでていて、かなり難しかった。
その影響か、受験生の成績は大きく明暗を分ける結果になった。簡単に言うと、国語の偏差値が、60と50と40台前半だ。見事に上・中・下に分かれたね(^o^)
まあでも「こんなもんだろうな」と、思っていた。というのもこれらの生徒、毎回やっている漢字の書き取りテスト、成績や文字の書き方に、かなり開きがあったからだ。
どういう風に違うかというと、こんな感じだ。
- 一番できる子ども → ほぼ完璧。書き順も正確。
- 中くらいの子ども → 9割くらいの成績。字はハッキリ書く。ただし書き順がいい加減。
- あまりできない子ども → 6割くらいの成績。しかも字が弱い。ハッキリ書かない。
今テストに使っているのは、論理システム「漢字・ことばのトレーニング」の6年生用。決して受験用の難しすぎる問題集ではないから、9割以上は書けなければダメ。
ただしこの問題集、小学生用の安い国語辞典に載っていない熟語も多い。それだけ抽象度が高くなっているわけだが、しかし一般的な文章を読むには常識的なレベルだ。
これが書けないと言うことは、当然その熟語の意味すら分からないって事で、問題文中や設問中にそういう熟語がたくさん出てくるような文章は、読めないってことになる。
問題文が読めず、設問の意味もよく分からなかったら、正答にたどり着くのは難しい。
模試の問題文の抽象度が上がったおかげで、そこのところがハッキリした。要するに、地力の差が出たって事だね。
ここから先は、小手先の試験のテクニックが効かなくなるから、地力がない子どもには、我慢して地力を養わせるしかないね。
模試の漢字や言葉の問題ができているからといって、語彙が足りていると考えるのは大間違い。これはもう基礎トレーニングの部類だし、できる子どもというのは6年生の時点で漢字検定の4級(中学レベル)や3級(中学卒業レベル)を持っている事も多いから。
うーんしかし、小手先のテクニックで点数を取ろうとする子どもって、結構多いんだよねえ。裏ワザに頼ろうとする子どもには、要注意。ウラワザなんて、できる子どもにしか使えないよ。
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国語の問題は、失敗作が多いと思った方が良い
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言葉の意味が分からない...識字障害、学習障害という難敵