塾の費用を、安く上げるコツ。

更新日:

最近、勉強時間の配分について、よく考える。

 

どういう配分がいいのか? というと、もちろんそれはもう生徒それぞれだ。

 

完成形としてベストだと思うのは、

  • (1)基礎トレーニング(『計算と熟語』など)30~60分
  • (2)前回の復習や宿題直し30~60分
  • (3)新しい項目の学習60分

くらいだろうか。

 

中学受験なら、最初の30分くらいで『計算と熟語』を1回分やって、間違えたところを復習。これでだいたい30分から60分くらいかかる。

 

で、前回やったところの学習を30~60分くらいやって、新しいところを60分。

 

良くできる子どもだと、算数と国語をあわせても3時間で終わるが、できない子どもは3時間で1科目ということになる。

 

というのも、良くできる子どもは間違えが少ないので、最初の小テストも2~3問しかやり直さずに済むが、できない子どもは小テストの直しと宿題直しだけで2時間以上かかったりするからだ。

 

個別指導の場合は、できなければできるまでやるけれど、集団授業の塾だと、消化不良のままドンドン進むことになる。


基礎学力アップに

スポンサードリンク(楽天ブックス 広告)

国語 説明文 読みテクドリル

国語 随筆 読みテクドリル

ここから算数

毎日算数

実力突破 算数計算と一行問題


勉強とは、まず、覚えること。次に、覚えること。結局覚えること。

学力のベースにあるのは、まず読み書きだけれど、ここがダメな子どもはここから始める必要がある。私はこれに「基礎受験学力」という名前を付けた。※はかせ塾参照。

 

基礎受験学力というのは、要するに、「実力テスト」というテストの点数で測れる学力のことだ。

 

実力テストとか、もぎ試験とか、そう言ったテストで点数が取れる学力が『基礎受験学力』で、これがつまり入試で意味のある学力だ。

 

学校の定期テストなど、狭い範囲から出題されるテストに答える力が、世間一般に言われている「学力」なんだけれど、これは全然あてにならない。

 

中学生では、通知票などで「3」を取っていても、英語で曜日をキチンと書けない生徒など、ザラにいる。目の前の定期テストでそこそこの点数を取っているので「3」をもらっているが、定期テストが終わればもう忘れているレベル。

 

言ってみれば「一夜漬け学力」だけど、これは受験の時には、全然役立たない。なにしろれは、一ヶ月しか覚えていない「短期記憶」だから、1ヶ月以内に消えてしまうものだから。

 

だからこの学力を、長期記憶に移行させて、基礎受験学力にしなければならない。そのために、毎日、『計算と熟語』などで、ランダムに復習することが必要なわけだ。

 

となると、勉強というのは結局、覚えることに始まり、覚えることに尽きる。

 

覚えた知識を忘れないように、毎日思い出す。いつでも出せるように、ランダムに毎日小テストをする。

 

雑誌なんかでは「中学は、知識よりも、考える力を重視する」なんて格好良いことを書いているが、それも基礎受験学力あってのこと。これが身に付いていなければ、考えようにも、考える素になるアイディアがないわけだから。

 

中学受験の場合は、家でそれをきちんとやる。そうすると、塾でも学習が楽になるし、わからないことも減る。通塾日数も減らせるし、公立も全然違ってくる。

 

塾費用を安く上げるには、家で計算と熟語などをシッカリやらせるべきだね。

6年生の夏以降の家庭学習ミニ模試に

入試本番に向けて週に数回、短めの物語文と説明文、計算と一行問題(標準編)などを2周以上行い、問題があれば「文章題に強くなる」の単元で復習。それができたら発展編へ進むと良い。短めの問題だと子供も取り組みやすい。

楽天ブックス(広告)

中学入試 実力突破 国語

中学入試 国語の読解力をぐんと伸ばす 物語文編

中学入試 国語の読解力をぐんと伸ばす 説明文編

実力突破 算数計算と一行問題

中学受験 文章題に強くなる【標準編】

まいにち算数

実力突破 算数計算と一行問題【発展編】

中学受験 文章題に強くなる【発展編】

実力突破 算数図形問題


毎日の基礎学習に(楽天ブックス)

スポンサードリンク(広告)

計算と熟語(新版)

6年分を総復習! 小学生の漢字1026字 読み取りドリル

6年分を総復習! 小学生の漢字1026字 書き取りドリル

小学生の語彙力アップ 基礎練習ドリル1200

小学生の語彙力アップ 実践練習ドリル1100

国語 説明文 読みテクドリル

国語 物語文 読みテクドリル

国語 随筆 読みテクドリル

ここから算数

?に答える! 小学理科