「もう受験しない」と言い出す子どもには、どう対処すれば良いのか

受験が迫ってくると、子どももいろんな状態になる。

 

お腹が痛くなったり、風邪がなかなか治らなくなったり、頭痛が続いたり...

 

1月というのは関東も関西も本格的に寒くなるので、そういう不調が出てくるのは当然なんだけれど、例年になくひどい状態になる子どももいる。

 

単純にストレスが体の不調として現れて来ているのなら、それはもうどうしようもない。

 

試験日当日まで、根気よく回復を待つしかない。

 

どのみち、そういう子どもは今から学力が上がることはないので、焦ってもどうしようもない。


 

受験しないと言い出す子供には、あと3年受験勉強する?と尋ねる

一方、「もう受験しない」と言い出す子どももいる。

 

高校受験や大学受験なら、落ちたら行くところが無くなってしまうので、受験しないと言う選択肢はなかなか選べない。

 

けれど、中学受験の場合は、とりあえず地元の公立中学には自動的に進学できるもんだから、そういうことを言い出す子どももいる。

 

こういう子どもの場合、もともと中学受験の有利性を感じていないから、厄介だ。

 

そういう子どもには、

『今、中学受験をやめれば、あと3年間この受験勉強が続くんだよ。』

とでも言うしかない。

 

が、それで受験してくれるかどうかは運次第だ。

 

中学受験をやめたら、高校受験は必須だ。

 

中学受験の場合、たいていは中高一貫校の受験だから、進学すればたいていは高校受験をしなくて良い。

 

しかし中学受験を辞めれば高校受験しないといけないから、結局受験勉強がこれからあと3年続くわけである。

 

私立へ行くなら、中学受験の方が有利

高校受験を目の前にして気づくのが、中学受験では合格可能であった学校が、高校受験では合格しにくいと言う現実である。

 

中学受験では偏差値47〜8で入れる学校も、高校受験では偏差値60以上になっていたりして、もはや入れなかったりもする。

 

また上位の女子校などでは、高校段階での募集をほとんどしていないところが多い。

 

高校からの入学者の募集を、すでに止めている中高一貫校も多い。

 

募集があっても2〜30人で、過去問集も販売されていなかったりするから、まず入れない。

 

公立中学の場合、内申書なんていうとんでもないモノがある。

 

だから成績が抜群によいか、そこそこ品行方正な生徒しか上位の高校に行けないという現実もある。

 

そして中学受験しなかった優秀な生徒も、高校受験では競争相手になってくるので、そんなに容易いことではない。

 

何しろ公立進学組の小学校6年生は、速い人なら12月中にもう小学校の勉強は終わって、中1の勉強に入っていたりして、実はこういう人が上位の高校に進学するのだ。

 

公立進学組の6年生の中にも、英語検定や漢字検定で3級や4級を取っている子どもも少なからずいる。

 

だから中学受験組の子どもの勉強が、公立進学組と比べて進んでいるとは全然言えない。

 

中学受験をやめるという選択は、あまり賢いものではないんだけれど、子どもにはそれが見えないから、厄介だ。

 

とにかく何とか受験させて、放り込むしかない。

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