中学入試 実力突破 塾プラス国語長文
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6年生秋からは、志望校を選びつつ、過去問などを解いて受験に備えることになる。
ただ国語の問題などは、読解問題の問題文が長すぎて、塾通いで疲れている子どもにとって、負担が大きい。
なので家庭で実力アップを図るのであれば、短めの問題集をやったほうが効率が良い。
解き方は問題文が長くても短くても同じだからね。
ということで家庭学習で使える国語読解問題集をいくつか挙げていくことにする。
今回は「中学入試 実力突破 塾プラス国語長文」だ。
これは計算問題と文章題や図形問題のアラカルト問題集の
「中学入試 実力突破 算数計算と一行問題」と同じシリーズの一冊になる。
「実力突破 算数計算と一行問題」は、偏差値レベルごとに必答すべき問題を集めた問題集で、前半は偏差値50を目指すレベル、後半は偏差値55を目指すレベルで構成されていて、算数の入試範囲を一通り学習した子どもには使いやすい問題集になっている。
国語の家庭学習の後にやる算数の家庭学習に、おすすめだ。
基礎学力アップに
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実力突破 塾プラス国語長文 構成と内容
算数の実力突破問題集が、前半と後半で難易度別に構成されているのと同じく、こちらの問題集も前半と後半で難易度を分けている。
まず前半の「実力錬成編」が11題、後半の「実力強化編」が11題ほど載っている。
2022年発刊なので、出題されている文章は比較的新しいものが選ばれている。
前半後半ともに「小説4題」「随筆1題」「説明文5題」で構成されていて、前半部分は見開き2ページの上段に問題文、下段に設問が配置されている。
実力突破 塾プラス国語長文 問題のイメージ
物語文(小説)問題のイメージ
説明文のイメージ
これらを見るとわかるように、問題文は過去問に比べると非常に短いのだが、設問は選択肢あり書き抜きあり、記述問題もあって、入試問題の構成と同じになっている。
問題文が短いだけに、短い時間でも集中して解くことができるのが良いところだね。
家庭ではノートに解答を書いても良いし、見開きをコピーしてやらせても良いが、問題文に線を引いて解いたりするので、コピーして毎回渡してあげたほうが良いと思う。