受験で一番危険な考え方は、得意科目で不得意科目で取れなかった点数を埋め合わせて合格しようという考えだ。
これは大学入試でも言えるが、こういう作戦が有効なのは、せいぜい中位未満の学校に限られる。なぜかというと、最高でも100点しか取れないからだ。
ハッキリ言って、難関とか上位レベルの学校では通用しない。これが分かっていない人というのは、そう言う学校に挑戦したり合格した経験のない人(要するに高学歴でない人)だ。塾でもロクな学歴のない先生は、そう言うことを平気で言うから、気をつけた方が良い。
中位レベル以上の学校に合格する人というのは、全科目で標準的な点数を取り、なおかつ得意科目が1つ以上ある人だ。こういう生徒は1つの科目で失敗しても、他の科目で取り返すことができる。
得意科目で不得手の科目で取れない点数を取ろうという人は、得意科目で余分に点数を取らなければならないわけだが、これはもうハイリスク・ローリターンだ。
だって入試というのは生徒を落とすためにやるわけだから、よほどのことがない限り満点なんか取れないようにできている。時間がギリギリだったり、ひらめきがないと解けなかったり、失敗につながる落とし穴がいくつもある。
そんなリスクがあるのに、合計点をみるとは全科目平均的に点が取れる人と同じ点しか取れない。ハイリスクな割にリターンが少ない。リターンが少ないというより、リターンがない。
しかも得意科目で高得点を取るのに失敗したら、平均的に点数が取れる人より低くなってしまうから、確実に落ちる。
得意科目を伸ばして合格できるのは、だから、全体的にやさしい問題が出題される学校に限る。そう言う学校だと、苦手科目でも点数がそこそこ取れるし、合格最低点も大したことがないので、得意科目で満点近い点数を取れば合格することができる。(それでも満点近くの点数がとれなければ落ちてしまうが...)
あくまでも全科目平均的な点数が取れた上で得意科目がないと、中位以上の学校に合格するのは難しい。
苦手科目は、とにかく基本問題だけでも点数が取れるよう、トレーニングする必要がある。もう本当に基本問題だけでいいから。
論理エンジンの漢字シリーズの新刊が出た。どんなもんだろうね。注文してみたけど。品物が届いたらまた報告します。
Pre >
学歴と10大格差~ プレジデント誌の大学ランキング
Next >
論理システム 漢字実戦力トレーニング中学受験 とどきました。
