計算問題と一行問題 対策はどうする?

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6年生の秋から使うべき問題集。次は算数の問題集だ。

 

中学受験の算数の場合、最初の計算問題と一行問題は、必答問題だ。

 

ここで確実に点数を積み上げないと、合格にはまず届かない。

 

超難関校の場合、計算問題や一行問題がないようなこともあるが、大抵の私立中学にはこのブロックがある。

 

傾向としては、難易度が低い中学ほど計算問題ブロックや一行問題ブロックの比率が高く、配点も50点以上あったりする。

 

算数の入試問題は、1問5点✕20問出題されるのが一般的なので、合格点が65点ならば13問正解を出さねばならない。

 

そして難易度が低い中学ほど、最初の計算ブロックや一行問題ブロックの問題数が多く、12問くらいあったりする。

 

つまりここを全問正解すれば、それでほぼ合格点が取れるってことやね。


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実力突破 算数計算と一行問題


実力突破 計算と一行問題 基本編

 

6年生秋からの一行問題ブロック対策として、一番手軽にできるのは「実力突破 計算と一行問題 基本編」だろう。

 

この問題集については、別項の「偏差値50に届かない子供に最適? 実力突破 算数計算と一行問題」で紹介しているが、まずおすすめなのがこの問題集だ。

 

偏差値55を目指す!という触れ込みで、毎日3題ずつ60日分のアラカルト問題が載っている。

 

前半30日までは偏差値50を目指すレベルの問題で、偏差値45くらいの学校を目指す子どもにちょうどよい難しさだ。

 

紙面はこんな感じで、左ページに6題ほど載っていて、右側に解答欄が作ってある。

一周目は右ページに答えを書いてマルバツをつけて、二周目はできなかった問題のみやるというやり方でも良いし、左ページをA4サイズに拡大コピーして使い、2周目も全部やるというやり方でも良い。

 

ここで問題がなければ、31日目からの後半の問題に臨むと良いし、できなかった問題だけ再度挑戦させれば良い。

 

中学入試 実力突破 算数計算と一行問題【基本編】

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「まいにち算数」は、ちょっとクセが強い1行問題集

まいにち算数」も、計算問題と一行問題をセットにした問題集だ。

 

「実力突破・基本編」との違いは色々あるが、まず「計算問題3題」と「文章題」と「図形問題」が必ず1題ずつ組み合わされているところだ。

 

こういう組み合わせの問題集はありがたいのだが、生徒にやらせてみると、癖があって正答率が低い。

 

構成は「ホップ・ステップ・ジャンプ」というふうに3段階になっているのだが、第2段階のステップでも、難しめの問題だ。

 

「まいにち算数」ページ見本

 

出版社が公開している内容の見本を見ても、計算問題がちょっとクセが強いなというのがわかる。

 

そして「まいにち算数」の大きな欠点が、「答えのみで解説がない問題が半分くらいある」というところだ。

 

同じみくに出版から出ている「計算と熟語」シリーズのように、全問答えのみというよりはマシだが、なんで解説を省いたのか、未だによくわからない。

 

特に図形問題で解説がないのは、家庭用問題集では致命的だ。

 

なのでこの問題集を家庭で使うのであれば、解説が載っている問題だけやるというのが妥当で、独力で答えにたどり着ける子どもなら、解答なしの問題に挑戦させても良いだろう。

 

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どちらが良い?

という事で、結論としては、まず「実力突破 計算と一行問題 基本編」をやって、それが簡単にできるようなら、「まいにち算数」に挑戦するというのが良い順序だと思う。

 

ちなみに「実力突破 計算と一行問題 発展編」は難易度がぐっと上がるので、基本編が軽々突破できるなら、次はこちらを選んでも良いと思う。

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