小学ウィンパス(旧・必修テキスト)、標準的な定着テキスト
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小学必修テキストとは、教科書ガイド・教科書ワーク・教科書ドリルなどという定番問題集を書店販売している、文理という会社の通常学習に使える教材です。
大判で、非常に見やすく、まとまった本です。
小学必修テキスト・ラインナップ
小学必修テキストのラインナップは、次のようになっています。
- 国語(5年・6年)112頁・128頁
- 算数(5年・6年)112頁・120頁
- 理科(5年・6年)104頁・96頁
- 社会(5年・6年)96頁・112頁
小学必修テキスト・長所と短所
レベルとしては、易しいところから標準まで。算数・理科では、発展的な内容も盛り込まれています。
受験を目的としない生徒さん向けの問題集です。
ページ数も、同社の受験用問題集である小学実力練成エフォート(旧・小学実力錬成テキスト)より、かなりうす目になっています。
国語は、「基本のまとめ」→「基本問題」→「必修問題」という流れで構成されています。言語事項は、「基本のまとめ」→「基本問題」という構成です。
算数は、「発展的学習」内容が盛り込まれています。「例題」と「必修問題」が見開きで左右セットになっていて、学習内容の定着を狙う構成です。
理科は、「発展的な学習内容」の資料や実験・観察をわかりやすくまとめてあります。
社会は、「学習のまとめ」と「必修問題」を見開きでセットにした構成です。
教科書範囲外の+α事項も参考資料として載っています。
ただ、あくまでも通常学習の範囲、学校で習った事項の定着を目的とした問題集ですので、これを受験用に利用することは難しいと思います。
中学受験を考えているのであれば、同社の小学実力練成エフォート(旧・小学実力錬成テキスト)や、他の問題集を利用する必要があります。
なお小学実力練成エフォートは、学校のカリキュラムに沿いつつ、中学受験にも対応した良書だと考えています。