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中学入試 でる順過去問 計算 合格への920問
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中学入試 でる順過去問 計算 合格への920問とは、旺文社から出ている計算に特化した問題集だ。
既に三丁版が出ており、アップデートされている。
この問題集の特徴は「出る順」で構成されており、難易度別に分かれていることだ。
全部で920問が用意されているが、子供の学習レベルに合わせて使えば良い。
偏差値40前後の子供には、比較的易しい問題を繰り返し練習させ、出来るようになってから後半に進むと良いだろう。
中学入試に登場する計算問題の、ほぼ全パターンが載っており、しかもそれが一回限りではない。
「あれ、これ、どっかでやったような気がするな」という感じで、繰り返し出てくるところも良い。
ただ残念ながら、計算問題に特化しているので、一行問題や、もっと難しい文章題で点数が取れない子供には役立たない。
計算問題でからっきし点数が取れない子供には、総復習をかねて使っても良い。
またあくまでもこれは、5年生後半からしか使えないので、5年生以下で、もっと易しいのが必要であれば、「くりかえし算数プリント」シリーズの方が良いかも知れない。
因みに同じシリーズで、文章題や図形問題を扱ったモノもある。
レベルは基礎問題から標準問題・応用レベルで、難関中学向きではない。
ただ単元に特化しているため解説は比較的多く、自学出来る子供には良いかも知れない。
小学生の場合、言葉の意味が分からないことも多いので、質問や疑問に答えられる人が家庭にいてくれると、非常に良いと思う。