成績が悪い子供がボーっとしているのには、ワケがある
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勉強がわからないと、頭がボーっとします。
気が抜けたようになったり、疲れ切ったような表情になったりします。
でもこれは、サボっているわけではありません。普通の現象です。
50年以上前に書かれた教育書に『勉強の技術』という本があります。
この本はトム・クルーズも少年期に学んだという本で、来日時に、当時の首相だった小泉氏にプレゼントされた本です。
この本の中で、著者のロン・ハバートは、こう書いています。
『人間は実物をイメージできないと、押しつぶされたような顔つきになったり、頭痛や胃痛、目が回ったりする。
そして言葉の意味を理解しないままでいたり、間違えて覚えていると、空っぽになった気分になったり、疲れ切った気分になる。
そこにいない(存在しない)ような気分になったり、ある種のヒステリーを起こしてしまう』
勉強をしない、成績があまり良くないお子様というのは、学校や塾で、実はそういう状態なんです。
こういうお子様が、塾でボーっと時間を潰しているのは、サボっているワケじゃありません。
基礎学力アップに
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知っていなければならない知識を、しっかり身に付けていない状態で、段階を飛び越して先に進んでいるので、言葉の意味がわからなくて、苦しんでいらっしゃるのです。
だからもしあなたのお子様が、問題を解いているときにボンヤリしていたり
あるいは逆にヒステリックな態度を見せるようなことがあれば、思い切り基礎的な勉強に立ち戻らせねばなりません。
辞書の引き方や図鑑の見方から教え、絵日記を描かせたり、基本的な図や表やグラフをしっかり描けるように、練習させなければなりません。
でなければ結局、付け焼き刃で入試を迎え、進学してからも学業が低迷するってことになりかねません。
受験勉強や子供と1年以上格闘し、その結果がそれでは、親御さんも子供さんも報われませんよね?
6年生の夏以降の家庭学習ミニ模試に
入試本番に向けて週に数回、短めの物語文と説明文、計算と一行問題(標準編)などを2周以上行い、問題があれば「文章題に強くなる」の単元で復習。それができたら発展編へ進むと良い。短めの問題だと子供も取り組みやすい。
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