情熱大陸でも取り上げられた宮本メソッドの原点

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中学受験のコーナーに『強育ドリル』『強育パズル』などと言った本があふれています。

 

最近とみに注目の、宮本メソッドの本です。

 

宮本メソッドというのは、関東の難関中学に合格者を多数送り出している、宮本算数塾の代表・宮本哲也氏が提唱・実践している、勉強のための様々なパズルやドリルのことですね。

 

この宮本氏の教育論が、『強育論』、『超 強育論』です。

 

英語で「教えないで教える技術」という副題が付いていますね。

 

氏は、自身の長年の講師経験から、子供をおだてて勉強させるのも、ひっぱたいて勉強させるのも、間違っている!と結論づけて、自らを冷血教師と呼んでいます。

 

独特の指導法で十数年前から難関中学に多くの子供たちを送り出し、2007年末には、TBS系ドキュメンタリー番組の『情熱大陸』でも取り上げられました。

 

「ここの教室は子どもを伸ばす教室ではなくて、環境と材料だけあって自分で自分を鍛える。

 

トレーニングジムに行けば減量できるとか筋肉が付くってもんじゃないでしょ。

 

そこにあるものを使って、自分で自分を追い込まないと何も変化は起こらないじゃないですか。

 

ここはそういう教室です。」
と、インタビューに答えています。


基礎学力アップに

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本書でも「ウチは質問は受け付けない塾だから、わからない問題は放っておけ」と、新しく入った塾生を突き放した話が載っていますが、ただ突き放しているだけでもないようです。

 

たとえば独自の『合格パズル』や『強育ドリル』を見ても、算数の計算力向上というより、粘りよく考えるクセをつけるための工夫があちこちに施されています。

 

シリーズ本も、注意深く読んでいくと、勉強や問題の解き方は教えないが、子供が喜んで勉強する仕掛けや、ケアレスミスをなくす仕掛け(試験前ポイント大幅減点)など、様々な方法で子供に勉強するインセンティブ(誘因・エサ)を与えていることがわかります。

 

懇切ていねいに教えても、結局身に付かない。自分で考えたり、問題を解く力はつかない。

 

問題の解き方を教えて、山ほど演習問題をさせても、ダメ。だから教えない。

 

じゃあどうすればいいの? というのが、宮本メソッドのモチーフですね。

 

家庭で子供にどういうインセンティブを与えれば良いのかというのは、それまでの育て方によっても変わるので、宮本メソッドが万人に向くのかどうかはわかりませんが、中学受験を成功させるため1つの鍵であることはたしかです。

 

6年生の夏以降の家庭学習ミニ模試に

入試本番に向けて週に数回、短めの物語文と説明文、計算と一行問題(標準編)などを2周以上行い、問題があれば「文章題に強くなる」の単元で復習。それができたら発展編へ進むと良い。短めの問題だと子供も取り組みやすい。

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