中学受験は、2校出願で、乗り切れ!
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いよいよ中学受験本番。
関東地区の中学受験では、難関校以外は受験日の前々日まで出願できる中学もあるので、最後の最後まで、どの中学に出願しようかと迷ってしまう事も多いはずです。
中学受験の入試は、2月1日・2日・3日に集中していますが、4日や5日にも実施している中学も多く、おそらく多くの家庭では、4校くらい受験するのが普通でしょう。
そう言う場合、同じ受験日に2校出願しておくというのが、よく使われる戦術です。
開成中学や麻布学園などの超難関中学の場合は、2月1日に1発勝負のところが多いので、志望する中学を受験するしかありません。
が、他のたいていの中学は複数回受験することができますので、二校出願しておけば、初日の結果によって、二日目・三日目の受験校を変えることができるわけです。
また中学側もその辺は考慮していて、2回以上エントリーすると受験料が割引になるようにしているところも多く、また何回受験しても同じ受験料にしているところもあるようです。
中学受験・受験校戦術
受験校の選択戦略ですが、基本的には
- 初日に第一志望の中学を受けるか、
- それとも合格可能性が一番高い中学から受けるか
という選択が、まず必要です。
これは子供さんの性格にもよるので、どちらがよいと言うことは言えません。
行きたい中学が決まっていて、どうしてもそこに行きたい場合には、初日・2日目・3日目まで、連続して同じ中学を受けてもいいのです。
が、全部落ちる可能性もあります。全部落ちてしまうと、途中で子供が嫌になって、受験をあきらめるという事もよくあることです。
初日に、第一志望の中学を受ける場合
そこで、第一志望を初日に受ける場合は、普通はこういう戦術を取ります。
- 1日目:第一志望の中学を受験
- 2日目:合格可能性の高い第二・第三志望の中学を受験
- 3日目:第二志望の中学に受かれば、もう一度第一志望の中学。受からなければ第二志望の中学か第三志望の中学
- 4日目以降:合格可能性がさらに高い、近くの中学
初日に、第一志望の中学に合格した場合は、もうそれで決まりですので、何も言うことはありません。
そこで終わりにしてもいいし、二日目も第二志望の中学を受験してもいいでしょう。
二校とも合格してみると、意外と子供は、第二志望の中学の方に行きたがったりと言う場合もあります。これはまあ、贅沢な悩みなんですが。
しかしたいていの場合、第一志望を初日に受けるという選択をした場合は、四日目まで受けるという覚悟が必要です。
中学受験はそんなに甘くないのです。
二日目までに合格してくれれば、かなりラッキーです。
子供に5回以上受験させるのは、子供にも親にも非常に大きな負担がかかりますので、なんとか3日目までに合格を勝ち取れるように、受験中学のスケジュールを決めましょう。