勉強しない子供に勉強させる方法。やる気は成功体験から
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勉強しない子供というのは、二通りいる。
一つは、やらないでもできる子供。
生まれつき頭が良いというか何というか、とにかくやらないでもできるわけですから、やらない。
こういう子供は、しばらくすると、勉強ができない子供になる場合がある。
ウサギとカメの競争ではないですが、カメに知らないウチに抜かされて、何年かするとできない状態になっていたりする。
もう一つは、できないからやらない子供。
こちらは、できないから、やらない。
嫌なことは避けるのが人間の性ですから、これも当たり前だ。
勉強ができない子供に、勉強をさせる場合、まず、できることから始めないと、さらにやらなくなる。
だから、そういう場合、思い切って易しい問題から始める必要がある。
易しすぎるかな、と思うくらい、満点とれそうな問題を、毎回やらせる。
目安としたら、10問中8~9問解けるくらいが一番良いですが、やらない子供の場合は、全問簡単な問題から始めた方が良いかも。
そして点数をつけて、表やグラフにする。
100ポイントたまると、ご褒美をあげることにすると、さらにやる気がでる。
そうやって、とにかく平日は毎日勉強するということを習慣づける必要がある。
いろんな問題を組み合わせてやる
それから、もう一つ大事なことは、同種の問題ばかりやらないこと。
必ず、いろんな問題を組み合わせてやる。
足し算なら足し算、かけ算ならかけ算ばかり。そういう問題はダメ。
残念ながら書店にある問題集やドリルというのは、そういうタイプだけど、できない子供にこれはダメ。
というのも、できない子供というのは、一旦できるようになったら、そこでやめてしまう子供だから。
できる子供というのは、一旦できるようになったら、そこからさらに練習する。
より速く、とか、より正確に、より確実に、と言う風に、スキルアップを目指す。
一方、できない子供というのは、一旦できるようになったら、そこでおしまいにする。
時間がかかっても、できたら良いんだと思っているから、そこから練習しない。
で、そこでやめてしまうので、一ヶ月したらまたできなくなってしまうわけだ。
人間の脳というのは、どうでも言い記憶は、3日たつと忘れるようにできている。
一生懸命練習しても、一ヶ月たったら忘れるようにできている。
だから、一旦できるようになったら、それを定期的に使わないと、またできなくなってしまうわけです。
毎日子供を成功させる。ここがスタートであり、ゴールです。