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合格判定なのに過去問が解けない、なぜ?
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中学受験まであと5週間だというのに、過去問で全然点数が取れない。
模試の判定では合格圏内だというのに、これって一体何?
こういう事って良くあること。
模試の形式にだけ慣れてしまって、他の形式のテストに答えられない。
国語の場合は、こういう事は良くある。
というのも国語の場合は、学校ごとの出題傾向が、かなり異なっているからだ。
一例を挙げると、殆どが記号で答えるタイプの入試問題と、殆どが文字で書くタイプの入試問題。
記号問題というのは、簡単に言うと選択肢を選ぶ問題。
選択肢があると、出来ない子供でも点数が取れてしまう。
ところが書き抜きの問題だと、そうはいかないし、さらに書き抜きではなく、文中の言葉を使って書く問題だと、さらに難易度は格段に上がってしまう。
なので後者のタイプの出題の学校では、記号問題で点を稼いでいる子供には、点数が取れないのは当然ってことになる。
残念ながらこれは、そう簡単に解決できる問題ではない。
というのも、文章を書くというのは、たとえ短いフレーズでも、そんなに簡単に出来るものではないからだ。
私のようにメルマガとかホームページを山ほど作っている人間でも、文章をちょうど良く書くというのは難問だし。
京大を受験しようという生徒だって、英文和訳の文章は、日本語とも思えないような文章を書いてくるし。
そう言う意味では国語を記述式で解答させる学校というのは、かなりハイレベルな学校だと言うことが出来るから、一朝一夕でそう言う力が付くわけはない。
諦めるしか仕方がないね。
自分の子供でもしっかり点数が取れる出題傾向の中学を探して受験するしかない。