面積が分からない子供
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面積が分からない、面積が理解できない子供もたまにいる。
学習障害で、計算が出来ないという障害があって、女の子などがこれになるとかなり大変だが、面積が分からないと言うのは珍しい。
そう言う話は聞いたことがあったが、まさか自分が教えている子供が、面積の計算が出来ないとは思わなかっった。
面積なんて、ものすごく簡単な考え方だ。
1センチ四方の正方形が、10個入れば10平方センチメートル。
1メートル四方の正方形が、100個分なら100平方メートル。
基本的には、たったこれだけの理屈であるが、どうも簡単すぎて理解できないらしい。
ただ数えるだけなんだけれど、なぜかわからない。
そしてこういう子供は5年生になって、三角形だとか平行四辺形の面積を計算する段になると、もうまったくついていけないようだ。
自分が手を動かさずに、誰かに手伝ってもらうことに慣れているタイプなのか、面積をワケの分からない量だとでも思っているらしい。
学習障害の人は、空間感覚に優れている人が多いらしいが、それとはまた別らしい。
とにかく基本の正方形が何個はいるか毎回描かせて、根気よくやらせるしかなさそうな感じだ。
アールとヘクタール 面積の定義
面積は学年で言うと、小学校4年生で習うことだが、 4年生で既にアールとかヘクタールまで学習する。
アールとかヘクタールというのは、簡単に言うと農地の面積を表す単位で、1アールは10メートル四方の正方形の面積と同等。
1ヘクタールは100メートル四方の正方形の面積と同等。
計算式としては
1a(1アール)=10m*10m=100m^2 (100平方メートル)
1ha(1ヘクタール)=100m*100m=10000m^2(1万平方メートル)
と言う風になる。
こういう風に書いても、ピンとこないだろうから、図に表しておく。