算数は受け身、国語は発信しないと身に付かない
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国語や算数が得意な子供というのは、特徴があります。
算数が得意な子供は、パズルを解くのが好きで、解けないと悔しがります。
答えを突き止める事が好きで、答えが一つに決まる算数は格好のオモチャです。
ただ、算数の場合は、そこに問題がないといけません。
解くべき問題があって、しかるべき答えがあって、だからこそ挑戦できるのが算数や数学です。
算数が得意な子供というのはだから、どちらかというと受け身なんですね。
自分で問題を作って自分で問題を解く、という子供は、滅多にいません。
そこにある問題を解く。
なくなったらまた問題を探して、次を解く。
そうやって大学まで、あるいは一生何かの答えを追求していくわけです。
国語が得意な子供の特徴とは
一方、国語が得意な子供には、2種類ありますね。
一つは、本を読むのが好きな子供。
もう一つ、お話を作ったり、文章を書いたりするのが好きな子供です。
本を読むのが好きな子供というのは知識欲旺盛で、世の中の事を知りたい、あるいは知りたい事がある。
だから言葉を覚えるということですね。
一方、お話を作ったり、文章を書いたりするのが好きな子供。
こちらはどちらかというと、積極的で発信型と言えるかも知れません。
何か言いたい事がある。
何か伝えたい事がある。
そういうときに、何とかしてその何かを伝えようとするときに、言葉というモノが必要になる。
そしてその言葉も、他人に伝わらないといけないから、伝わる言葉を探す。
必然的に、言葉の精度が増していく。
いろんな人のブログなどを読んでると、突然文章が突然変わる事がありますが、それは明確に何かを伝えようとしていると言う事でしょう。
何かがきっかけで、出来事を正確に伝えようとしているとか、あるいは正確さをあきらめて雰囲気を伝えようとしているとか。
いずれにせよ、他人に何かを伝えたいと思った瞬間に、言葉というのは変わります。
そして他人の書いた文章が、何を伝えようとしているのか、考えるようになります。