男の子は、とかく自分のやり方にこだわる
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男の子というモノは、とにかく自分のやり方にこだわる子供が多い。
しかしそれは男女の性差であって、こだわらないように親が言ってもムダである。
「男の子の脳、女の子の脳」を読むの方でも書いたが、男の子と女の子は、生まれたときから住んでいる世界が違う。
というのは、男の子の多くは「耳が聞こえにくい」ので
大声で話さないと、こちらが言っていることが頭に入らない。
だから男の子ばかりの家庭では、大声でお母さんが怒鳴ると言うことになる。
逆に女の子の場合は、男の子の1・8倍も耳がよい。
なので男の子に対する話し声の
半分くらいの大きさの声でも十分に声が聞こえるから、男の子に大して話すような大声で話すと、逆に怖がってしまう。
なので女の子だけの家庭では、お父さんもあまり大声では話さなず、どちらかというと静かな家庭になる事も多いはず。
そう言う違いが元々あって、だから性差をよく知らないと、どだい無理なことを子供に押しつけて、子供が出来ないと言っては親が怒ったり悩んだりする羽目になる。
でまあ、さいしょの「男の子はとかく自分のやり方に固執する」という話だが、女の子はどちらかというと、人と一緒に何かをするのが好きなので、親や先生が一緒にやってみせれば、同じ事をきちんとやってくれる。
漢字の書き取りや計算なども、親が一緒にいて、一緒にやって上げれば、それをやるようになっていくことが殆どだ。
ところが男の子の場合、同じように一緒にやって上げても、やり方が気にくわないとやらない。
男の子はとにかく自分のやり方でやって成果を出そうとするから、人のやったやり方を真似てやるというのは、本分ではないのだ。
となれば男の子に対しては、成果に対して賞品を与えるという方法の方が効果が出る。
女の子は、一緒に何かをやることを好むので一緒に勉強してあげて、男の子は、自分のやり方で成功することを好むので、結果を出せばほうびを出すという形でやって、うまくやったらほめてやればやる、ということだね。