できる子供を作る家庭学習 使える市販問題集記事一覧

家庭学習で、まずやって欲しいのは「ことばの学習」だ。ことばの学習とは、簡単に言うと「ことばを知る」ということで、世の中にはこういうことばがあるんだ…と子どもに伝えることだ。そのためには、色んな言葉を子どもの耳に届かせる必要がある。そして色んな言葉を聞いた子どもは、色んな事に興味を持ち、積極的に行動するようになる。一方、言葉を色々聞かずに育った子どもは、世の中に飛び交う謎の言葉を「自分に関係ないもの...

家庭学習で、毎日やるべき市販問題集。前回は、文章をすらすら読むのに必要な語彙力を頭に叩き込むために、ルビ(ふりがな)が振られた語彙力の問題集を紹介した。この問題集は、とにかく言葉を音で頭に叩き込むことを意識して、ただただ音読すべきだ。どんな子も言葉力が伸びる! 小学生の語彙力アップ 基礎練習ドリル1200

漢字が読めるけれど、書けない。そういうお子さんも、たまにいる。6年生の教科書や、中学受験用の問題集の文章は読めるのだが、書き取りテストすると、4年生や5年生の書き取りテストでも、半分くらいしか正解できない。漢字の読みはスラスラできるし、熟語の読みも問題なくできるのだけれど、なぜだか書き取りはダメ。普通のお子さんは、読みと書き取りをセットで練習するので、読み取りができた単語は、書けるはず。というか、...

計算と熟語は、日能研ブックスの中の一冊です。左ページに計算問題が8題、右ページに漢字の書き問題(熟語)が10題、載っています。計算問題で20分、漢字で10分、合計30分ほどで、1回分。これが40回分あります。計算問題は、5~6題くらいが計算で、残りの2~3題が一行問題になっています。あくまでも、中学受験用の問題集ですので、特に受験用の勉強をしていない場合は、難しいです。5年生だからと言って5年向け...

使える市販教材、次は「実力突破 算数計算と一行問題」だ。基本編と発展編の2冊があって、基本編は、偏差値55を超える!発展編は、偏差値63を超える!というふうに、レベル別の2冊となっている。さらに一冊の中でも、前半30日分がが偏差値50-55レベル、後半30日分が偏差値55-60レベルというように、難易度が二段階になっている。ページ構成としては、見開きの左ページに問題、右ページに計算や解答欄があると...

中学受験 使える市販教材、次は「ここから算数」だ。ここから算数は、みくに出版の受験用問題集の一つだ。みくに出版というと、日能研の「計算と熟語」シリーズなどを始めとする日能研の市販問題集をたくさん出版している会社だ。日能研の市販問題集は、問題数が多くて、いかにも中学受験専門塾の問題集っていう感じがする。というのも中学受験専門塾の問題集は、超難関校に挑戦するような生徒向けに編まれており、ものすごい演習...

中学受験に使える市販問題集、次は「まいにち算数」だ。「まいにち算数」は、みくに出版から出版されている中学受験用の問題集だ。みくに出版は「計算と熟語」など、日能研の名前を冠した問題集をたくさん出版している会社なのだが、この「まいにち算数」はまた違ったタイプの問題集だ。計算問題が3問、一行文章題が1問、図形問題が1問で1回分のセットになっており、中学受験本番を意識した構成となっている。受験勉強は、一つ...

読解・作文トレーニング 論理エンジン/小学生版とは、今や国語・現代文のカリスマ講師となった出口汪(でぐち・ひろし)さんの最近の作品です。普通の国語や現代文の問題集とは、ひと味もふた味も違った、独特の構成の本です。出口さんといえば、15年以上前、私が2度目の大学へ入る頃に、語学春秋社から実況中継シリーズを出されて、一気にメジャーになられた方ですね。私も、実を言うと出口さんの実況中継シリーズを読んで現...

新・日本語トレーニングとは、現代文のカリスマ講師、出口汪(でぐち・ひろし)さんの国語教材です。A4サイズで字も大きく、また対話型で考え方や重要事項を説明しています。2003年に出版された日本語プリントの改良版です。Amazonの商品紹介には、中学受験から大学受験まで、発刊以来熱い支持を得ている『出口汪の日本語トレーニング・プリント』を徹底的に強化しました。「対話」式練習法を採用し、一文を正しく理解...

中学受験を始める前に、オススメ本や問題集も改めて選定することにした。そうしたら、いろいろ新しい発見があった。まずは強育論でおなじみの、宮本算数塾・塾長、宮本哲也さんの、合格パズル !これってもう10年も前に『大学への数学』『高校への数学』『中学への数学』の別冊として出版されたものだけど、中学受験のコーナーに並んでいる。そして強育論の本が売れたせいで、強育パズルとか強育ドリルといった宮本メソッドが、...

応用自在問題集とは、学研から出ている中学受験用の市販問題集です。レベルとしては、超基礎から中堅レベルですね。レベルが基礎問題と応用問題に分かれてるので、難関校以外の中学受験生に使えます。偏差値でいえば、40~56くらいでしょうか。この問題集に関しては、賛否両論あって、問題の解き方に一貫性がないとの指摘もあります。が、なぜか子供ができるようになる問題集だという意見もあります。基礎問題は解けるのに、応...

学習は、調べることが重要だ。分からないこと、知りたいこと、これらを調べることによって、脳が発達する。そのために必要なのが、辞書や図鑑といった本。子供用の辞書は必須だし、図鑑も揃えたいところ。ところが図鑑って、色々買うと高いんだよねえ。理科分野でも、動物、植物、からだ、宇宙、…全部買うと1万円を越えてしまう。社会分野でも、地理、歴史、公民と3冊になってしまう。これではなかなか子どもには与えにくい。

中学入試 でる順過去問 計算 合格への920問とは、旺文社から出ている計算に特化した問題集だ。既に三丁版が出ており、アップデートされている。この問題集の特徴は「出る順」で構成されており、難易度別に分かれていることだ。全部で920問が用意されているが、子供の学習レベルに合わせて使えば良い。偏差値40前後の子供には、比較的易しい問題を繰り返し練習させ、出来るようになってから後半に進むと良いだろう。中学...

受験算数の裏ワザテクニック 図形編とは、文英堂から出ている中学受験用の参考書です。文英堂といえば、高校数学の参考書でおなじみの、あの『シグマベスト』を出している出版社です。そしてこの一冊も、シグマベストシリーズの一冊となっています。中身は、図形問題の要領のいいとき方を、集めたものです。形は異なっても、面積はおなじという、いわゆる『等積変形(とうせきへんけい)』の話などから、スタートします。図形の形...

受験理科の裏ワザテクニック とは、文英堂から出ている中学受験用の参考書です。文英堂といえば、高校数学の参考書でおなじみの、あの『シグマベスト』を出している出版社です。そしてこの一冊も、シグマベストシリーズの一冊となっています。 中身は、理科の問題の解き方を、集めたものです。最初は、中受理科の一番目の難関、豆電球の回路の解き方です。電池と豆電球をいろいろつないで、一番明るいのはどの豆電球? とか、一...