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小学ビルダー、中学受験のための総ざらえ問題集
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実力完成テキスト 小学ビルダーとは、学書という出版社から出されている中学受験用の問題集です。
難易度的には、一般の小学生向けとしては標準~発展くらいで、やや難しめです。
が、中学受験用の問題集として見る場合は、ちょっと易しめという感じです。
学習用というより、小学校で習う項目の総復習的問題集です。
以前は小学5年生用、6年生用、と学年別に出版されていましたが、現在は5年生用はなくなって、6年生用のみとなっています。
小学ビルダー・ラインナップ
小学ビルダーのラインナップは、次のようになっています。
- 国語(小学6年生)160ページ
- 算数(小学6年生)160ページ
- 理科(小学6年生)160ページ
- 社会(小学6年生)160ページ
サイズはA4の大判サイズです。
小学ビルダー・長所と短所
教材の特長
- 小学校6年間分の総まとめ教材です。
- 全ページ2色刷りの見やすい紙面です。
- 中学入試対策や入学前の準備教材としても最適です。
- まとめ→基本→練習→発展の4ページ展開。
- 発展ページには、中・上位校を含む私立中の入試問題を掲載していますので、 より実戦的な中学入試対策が可能です。
欠点としては、算数の特殊算。
たとえばつるかめ算とか旅人算とか、面積図で解く問題とか、そういった難しい問題に関しては、あまり詳しくは載っていません。
こういう問題は、説明の詳しい他の問題集を併用する必要があります。
あくまでも基本が危うい中学受験生向けの、総まとめ問題集とですので、そこまでは期待できません。
理科・社会に関しては、一冊で総復習できる問題集というのは、なかなかありませんので、非常に重宝します。
もし問題集を選べるのでしたら、算数は私は小学実力錬成テキストの方がオススメですね。
ただ、入試まであと半年しかない...というような場合は、ビルダーも使えると思います。