国語の成績が悪いのは、出題傾向を知らないから(2)語彙力不足

更新日:

国語の成績が悪い場合、偏差値によってある程度傾向がある。

 

偏差値が50いかないで40台をウロウロしている場合は、根本的に語彙力がない。

 

簡単な漢字テストは完璧でも、言葉の意味自体があやふやで、問題文がきちんと読めていないってことだ。

 

こういう場合は、とにかくもう、4年生5年生レベルから復習して、とにかく6年生レベルの読み書きを完璧にする。

 

漢字検定で言うと5級レベルの問題集がスラスラできるようにする。

 

偏差値中位以下の学校の場合、それ以上のレベルの読み書きは要求されないから、とにかくここを完璧にする。

 

論理システムの「漢字と言葉のトレーニング」を見開き2ページずつやって、できなかった単語を、8ミリ方眼ノートを4マス使って3回ずつ練習させる。

 

前回やった問題をもう一度やらせ、次のページに進むという繰り返しだ。

 

偏差値50前後でウロウロする子供の場合
次に、国語の偏差値が50前後をウロウロする子供の場合、得意なタイプの文章と苦手なタイプの文章がある。

 

偏差値が変動するというのは、得手不得手があるということで、問題によってはものすごく成績が良く、問題によっては成績が悪いというふうに揺れる。

 

国語では、説明文や論説文などという論理的な文章と、小説・物語文・俳句などといった
心情を読みとる文章の2種類が出題されるので、片方が得意で片方が苦手と言うことは良くある。

 

この場合、得意な方の文章の正答率を上げることに
まず力を入れるべきだ。


基礎学力アップに

スポンサードリンク(楽天ブックス 広告)

国語 説明文 読みテクドリル

国語 物語文 読みテクドリル

ここから算数

毎日算数

実力突破 算数計算と一行問題


 

国語の入試問題というのは、たいてい両方のタイプの問題文が出るので
どちらかの点数を確実に取るという作戦で行かないといけない。

 

というのも、この二つの問題文は読み方が全然違うので、へたに両方から点数を取ろうとすると、混乱してかえって点数が下がる。

 

たとえば説明文が得意な子供の場合、物語文の「心情を読む」というのは相当難しい。

 

物語に登場する主人公のタイプや立場が
自分に近ければ何となく分かるが、そうでないとまったく心情が分からないってことが起こる。

 

人間というのは、基本的に99%自分のことしか考えないものなので、他人の心情を読みとるというのは、けっこう難しい話なのだ。

 

だからこういう子供の場合、物語文は期待しない。

 

それでも試験では6割くらいの点数は取れるはずなので、合格するのに支障がないことが多い。

 

 

★中学入試国語のルール (講談社現代新書)


毎日の基礎学習に(楽天ブックス)

スポンサードリンク(広告)

計算と熟語(新版)

6年分を総復習! 小学生の漢字1026字 読み取りドリル

6年分を総復習! 小学生の漢字1026字 書き取りドリル

小学生の語彙力アップ 基礎練習ドリル1200

小学生の語彙力アップ 実践練習ドリル1100

国語 説明文 読みテクドリル

国語 物語文 読みテクドリル

国語 随筆 読みテクドリル

ここから算数

毎日算数

実力突破 算数計算と一行問題

実力突破 算数計算と一行問題【発展編】

実力突破 算数図形問題

?に答える! 小学理科