母親の仕事は、男の子を自立させる事。
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最近、ニホンのお母様方は、何をやっていらっしゃるんだろうねと、よく思う。
特に男の子に対して、間違った方法で子育てしているように思えて仕方ない。
子供に「言う事を聞かせよう」、「言う事を聞かせよう」として、男の子を母親に依存させようとする。
子供が自立しようとしても、自立させないように、無意識にあの手この手を繰り出す。
子供がお金を持ったら、お金を取り上げる。
勉強しようとしても、勉強道具も用意しない。
小学校高学年になっても、家に図鑑どころか、子供用の辞書すらない。
余分のノートも置いていないし、鉛筆や赤ペンなどの筆記用具の余分さえ、ない。
それで「うちの子、勉強しないんですけど、どうしたらいいんでしょう」とくる。
子供が自分でモノを覚える小学校低学年時代に、まともな勉強道具を与えなかったら、勉強しようと思ってもしようがない。
そして親が勉強しているところを
常日頃から見せなければ、子供だって勉強しようとはしない。
つまり「子供が勉強しない」んじゃなくて、「子供が勉強できない状況を親が作っている」んだ。
親に依存させようとして
子供が言う事を聞くように、親に依存させようとしたら、結局子供は自立できなくなる。
誰かに依存しなければ、生きていけなくなる。
子供に親の言う事を聞かせようとして、子供が能力を伸ばすのを邪魔すると、子供は親に依存しなければ生きていけない。
そうなるとどうなるかというと、一生家にいる事になる。
子供としては、元々親に依存しなければ生きていけない。
だから「●●したら、××あげないよ」が、効くわけだ。
ところが子供がやろうとする事を、一つ一つ丁寧に邪魔すると、子供は「何もしてはいけないんだ」というメッセージを
親から受け取る事になる。
で、そこから子供がどうなるかというと、ハラがある子供は家を出たり不良になるし、ハラがない子供は、引きこもりになる。
ハラがある子供は、生命力があるので、自分を依存させようと言う親など見限って独立しようとする。
一方ハラのない生命力の弱い子供は、何にもできなくなって、何年もずっと家の中にいる事になる。
子供に、自分の言う事をきかせようとはかったら、一生子供の面倒を見る事を覚悟しないといけない。