首都圏模試・国語の平均点がドーンと上がった。
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11月初めの首都圏模試の結果が出てきました。
今回は国語の平均点が、普段より10点くらい上がっていて150点満点で80点台。
おかげで、国語がうまく行かなかった子どもは、ドーンと偏差値が落ちたようです。
順調に成績を上げてきた子どもも、体調が悪かった上に、前半の読解問題で時間を食ってしまったらしく、後半の語彙の問題で点数が取れずに、ドーンと成績を落としてしまいました。
語句の問題は得点源だから、最初にやるべきか、それとも読解問題の後や読解で行き詰まったときに、語句の問題をやるべきか、子どもによっていろいろですが、ココは確実に点数を取る場所ですから、読解で時間を取りそうなら、最初にやるべきでしょう。
こういう場合、点数を積み上げる意識のある子どもと、とにかく問題を解いているだけの子どもとで、大きな点数の開きがでたんではないでしょうか?
ウラワザやテクニックで受験を乗りきれるものではありませんが、点数を取るための作戦は、必要ですね。
問題の順序が変わっただけで、できなくなる子どももいる
また普段は1問目が小説、2問目が説明文という構成なんですが、今回は1問目に説明文、2問目に小説という構成でした。
しかも設問数が説明文の方が多いという構成だったので、説明文が得意な子どもは大量得点でウハウハでしたが、逆に物語文が得意な生徒は、点数が伸ばせずに、がんばった割には成績が上がりませんでした。
それも1つあるんですが、問題をただ最初から順番に解いていく子どもと、問題の構成はどうあれ、解く順番を自分で勝手に決めている子どもの差も出たようです。
得意の問題や確実に解ける問題から順に解く子どもの場合、試験問題の配列などは殆ど関係ないんですが、前から順に解きたい子どもの場合、問題の配列が変わっただけで、点数が上がったり下がったりします。
「得意なモノから順に解くんだよ」
と言っても、最初から順に解かないと気が済まないような子どもというのもいますから、この辺がもう難しい。
でも、問題の配列が違っても、確実に点数を積み重ねるには、取れる点をしっかり取るしかありません。
「●●作戦!」とかいって、そう言う解き方をさせないといけないんですが、点数にこだわらない子どもというのは、やっぱり言うことを聴いてくれませんね。