進み方が速すぎる塾には注意が必要

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学習塾にもいろいろあるが、危険なのは「進み方が速すぎる塾」だ。

 

特に中学受験の場合は、進み方が速すぎると、ついていけない子供が続出する

 

10年前後しか生きていない子供だから、4月生れと3月生れの1年の差は、かなり大きい。

 

1年違うと10%も違うということになる。

 

物心が付いてからの年月で考えると、10%どころではすまないかもしれない。

 

なので脳の発達が進んでなくて、カリキュラムについていかないようなこともよくある。

 

九歳の壁、十歳の峠なんていって、小学校四年生とか五年生は、特に注意が必要だ。


 

とにかく覚える子供と、理解しないと覚えられない子供

新しい知識が出てきたとき、「ふーん」といって、とにかく覚える子供と、理解できなければ次に進めない子供がいる。

 

「ふ~ん」といって、とにかく覚えておく子供の場合、後からまたいろんな情報が入ってきて、記憶に肉付けができる。

 

全体像をぼんやりと把握して、その次に詳細を理解していくというパターンだ。

 

しかし理解できなければ先に進めない子供も多い。

 

こういう子供の場合、当然ながら先に進んでも理解はできなくなる。

 

こういう子供というのは、小さなピースをどんどん積み上げて全体像を理解するタイプなので、その小さなピースが積み上げられないと先には進めない。

 

そして理解できないことが増えると、だんだんモヤモヤしていって勉強するのも嫌になっていく。

 

イライラしたり、ヒステリックになる子供もいる。

 

 

早く始めたら、できるようになるというわけでもない

進学実績がすごい塾というのは、基本的に進み方が速い塾が多い。

 

夏休み前に、受験範囲全部の学習(講義)が終わるようになっていて、そこから後は復習と試験対策になる。

 

教える方の都合からいえば、教えることはさっさと教えてしまって、その後は復習しながら穴を埋めて行きたい。

 

そうできればベストだからだ。

 

四谷大塚の「予習テキスト」などは、比較的ユックリ目であるけれど、やっぱりそういう構成になっている。

 

育伸社の受験用カリキュラムの場合も、比較的ゆっくりしているのだが、それでも講座対応のテストは夏休み終わりから
「全範囲」が試験範囲になる。

 

高校受験の塾も、進学実績を誇っている塾の場合は、夏休み前くらいで中学3年間で学習する内容が終わるように
カリキュラムを作っていたりする。

 

受験を考えれば、これは当然のことだろう。

 

ところがそういう塾に通っていると、成績が上がるかというと、そうでもない。

 

成績がいいのはトップクラスの子供だけで、普通の子供というのはやはり普通レベルだったりする。

 

大手のSなんていう塾など、毎週のプリントや教材はすばらしいのだけれど、それに子供がついていけているかどうかは、怪しい。

 

何度も書くが、自分の子供が塾の授業についていけないのであれば、転塾やダブルスクールも考えるべきだろう。


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