末っ子で、甘いもの好きには要注意
更新日:
学習障害があると、読み書きに時間がかかるので、その分、普通の子供よりも勉強量が少なくなります。
普通の子供が10分で出来るようなことでも、ディスレクシアなどがあると、1時間以上かかるんです。
なので普通の子供と同じ時間勉強していても、学力は当然上がることはありません。
読み書きに時間がかかる分、他人の3倍以上の勉強時間が必要ですし、繰り返しの頻度が小さいので、覚えるまでにさらに時間がかかります。
なのでもう、とにかく小学校1年生レベルから、読み書きの練習・復習を毎日やる必要があります。
一方、勉強できない子供の2つめのタイプが、「末っ子タイプ」。
頭のできは悪くないんだけれど、甘やかされて育ったために、自分の興味があることしかやらない。
できないと親や兄弟が手伝ってくれるもんだから、面倒なことは周囲の者に手伝ってもらうのが
当たり前で育ってしまったタイプです。
こういうタイプはたいてい、甘い飲み物や食べ物が手放せなくて、気性も激しかったりする(たぶん炭水化物中毒)。
基礎学力アップに
スポンサードリンク(楽天ブックス 広告)
末っ子タイプにもバリエーションがあって、まず、勉強をする気はあるが、誰かが横にいてくれないと勉強できないタイプ。
これは、勉強=誰かとやるもの
...という条件付けができてしまっていて、自分一人では勉強できないので、勉強が進みません。
もう一つは、勉強をする気はなく、とにかく他人と遊びたいタイプ。
こちらは、何もしなくても親からモノを与えられていて、勉強する動機を持たないタイプです。
その一方で兄や姉に遊んでもらいたくて、兄や姉にくっついていたが、兄や姉が勉強で忙しくなって相手にされなくなったので、友達や年下と遊ぼうとするタイプです。
「勉強しなければいけないという強迫観念がない」ので
こういう子供の学力を上げるのは、至難の業です。
家庭で勉強する習慣がなければ、学力なんてつきません。
6年生の夏以降の家庭学習ミニ模試に
入試本番に向けて週に数回、短めの物語文と説明文、計算と一行問題(標準編)などを2周以上行い、問題があれば「文章題に強くなる」の単元で復習。それができたら発展編へ進むと良い。短めの問題だと子供も取り組みやすい。
楽天ブックス(広告)