できない中学生から学ぶ事(5)勉強しなくていい理由ばかり探す
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勉強のできない中学生から学ぶ事の話ももう5回目。
そろそろ書くこともなくなってきた感じもするが、、、まあ書いてみる。
勉強のできない中学生を見ていて感じるのは、もうとにかく
「勉強しなくていい理由ばかり探している」んやね。
友達がコピーを取ろうとすると、一緒に立ち上がる。
携帯電話に電話やメールが入ると、すぐにそれに応えようとする。
とにかく勉強はイヤで、嫌な連中同士が頻繁にメールし合うという悪循環。
勉強している間ももちろん集中しないで、何か別の事情が出来ないかな?と思っている。
外でサイレンでも鳴ろうものなら、ビックリするくらいのスピードで窓際に駆け寄る。
計算スピードは、亀の歩みくらいの超スロースピードなのに、なぜそんなに素早い????
中学生に携帯を持たせたら、基本的にそう言う感じになる。
そして勉強出来る子供というのは、携帯を持っていないか、持っていても塾内では出さないし使わない。
オンとオフがハッキリしていて、学校や塾内では使わないと決めている。
一方勉強が出来ない人というのは、そういうオンとオフがハッキリしない。
ずっとオフで、頭の中がうずいているのかも知れない。
「勉強の技術」の本には、分からない言葉や覚え間違えた言葉(誤解語)があると
頭がぼーっとしたり、イライラしたり、かんしゃくを起こす、、、と書いてあるが。
まあそんなところだろう。
小学生時代に、分からない言葉をとにかく調べるという癖が付いておらず、小学生時代に山ほど辞書を引いたりしていないと、結局そう言うことになる。
小学生時代に勉強しなかった子供は、中学になったからといって勉強しだすということは滅多にない。
小学生時代に勉強しなかった子供は、中学になったら勉強しようがなくなる。
基礎学力がないから、それ以上のことが出来ないのは当然だ。
土台がないわけだから。