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新小学問題集、定番の中学受験問題集
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新小学問題集は、教育開発出版の中学受験用の教材です。
塾教材としては定番の問題集だそうです。
コンパクトな問題集の中に、ギッシリと問題が詰め込まれています。
以前は、標準編・発展編という構成で、標準編が4科目でしたが、現在は標準編・中学入試編という2レベルの構成になっています。
教育開発出版の教材としては、もうひとつ、ピラミッドという良教材もありますが、標準編は、ピラミッドに近いデザインになっています。
印刷は、モノクロです。
新小学問題集・ラインナップ
- 標準編(国語・算数/小学4~6年)
- 発展編(国語・算数・理科・社会/小学4~6年)
という風に、算数と国語は、レベルの異なる2分冊に分かれています。
ただし、この問題集は、受験用の問題集ですので、標準編でも十分受験に対応できます。
新小学問題集・本の構成
本の構成は、前学年の復習(8項目くらい)→当学年(20項目くらい)となっており、6年はさらに、入試対策も載っています。
また各項目それぞれについて
- 要点のまとめ(1ページ)
- 確認問題(1ページ)
- 基本問題(2ページ)
- 発展問題(2ページ)
- 入試問題(2ページ)
と言う風に進んでいきます。(項目によっては、多少ページ数は少なくなります)
新小学問題集・長所と短所
コンパクトで、一冊やりきることができれば、十分な学力がつきます。
大手の塾でも採用されています。
ある程度、デキるお子様に、最適です。
要点のまとめは、あくまでもまとめですので、これ一冊だけで自学はできません。
白黒印刷なので、理科や社会はカラーの資料が別に必要です。
収録問題はスタンダードながら、多少古い感じもします(改訂はされていますが...)。
理科や社会が苦手なお子様には、ちょっと難しすぎます。
苦手なお子様には、同じ出版社から出ている「ピラミッド」の方が適しています。