甘いペットボトル飲料は、たばこと同じ。

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砂糖や精製した穀物、甘いペットボトル飲料に入っている
果糖ブドウ糖液糖などは、食べた後に急激に血糖値を上げ、そのあと低血糖状態を引き起こします。

 

 

こういう食品はGI値(グリセミック・インデクス)が高く、「ハイカーブ・フード」(High-carb foods:高炭水化物食品)
と呼ばれています。

 

 

ハイカーブ・フードを食べると、糖分が一気に吸収されるので血糖値が急激に上がりますが、特に今みたいな暑い季節は、注意が必要です。

 

というのも甘いペットボトル飲料をごくごく飲むと、インスリンの供給が追いつかずに血糖値が急上昇して、ひどいときには昏睡状態に陥ってしまうんだそうです。

 

 

500ミリリットルボトルの甘い飲料には、普通のタイプで角砂糖12個分の糖分が含まれますし、スポーツドリンクでも6個分ほどの糖分が含まれますので、血液中にこれが短時間で入ってくることを想像すると、かなり怖いですよね。

 

 

で、このとき実は脳のある部分で
快感物質が分泌されることを、アメリカとドイツの研究者グループが
確認したということです。

 

甘い物が脳の快感中枢を刺激すると言うことは、以前からよく言われていたんですが、実はこれがニコチン中毒で反応する部分と同じで、要するに「たばこ」と同じってことですね。

 

 

喫煙者は、たばこが切れるとイライラしたりしますが、アレと同じことが炭水化物中毒者に起こります。

 

 

炭水化物を摂ると血糖値が上がった後、インスリンが大量に追加分泌されて糖分が吸収され、その後は急激に低血糖になります。

 

低血糖になると一時的に元気がなくなるんですが、そのあと興奮物質のアドレナリンが分泌されはじめ、急に攻撃的になったりするんですね。

 

つまり糖分が切れると不機嫌になって、「キレる」わけです。

 

 

こういうタイプの生徒は何人か思い当たりますが、みんな学力が低かったですね。

 

集中力がないので勉強が続かないし、自習も何か食べながらやってますから、胃腸に血液が取られて頭に血が行きません。

 

 

夏はやっぱり、糖分の入っていない飲み物、カフェインの入っていない麦茶ですね。

 


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