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入試直前は、思い切って休息を!
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入試が迫ってくる11月や12月。
この時期は、思った以上に勉強が進まない。
まず、風邪。
寒くなって雪でも降り出したら、一気に体調が悪くなる生徒が増える。
北日本ではもうとっくに寒くなっているので大丈夫だろうが、その他の地域では12月から1月にかけて急に冬が深くなる。
11月や12月初旬では、実はまだ身体が本格的な寒さに適応していない。
外で遊んでいる子どもの場合、身体は早めに対応するが、暖かめな場所で勉強している受験生の場合は、屋外で何時間も過ごさないので、実は遅れている。
年末年始に初詣に出かけたり、帰省したりして長時間外気に触れ、その結果、風邪を引いて初めて身体が対応し始めるのだ。
身体が寒さに慣れるというのは、骨盤が締まるということなので、これに慣れるには最低一週間くらいはかかってしまう。
だから年末年始に外気に当たって風邪を引いた場合、一週間くらいはどうしようもないと考えた方がいい。
冬は、睡眠時間が長くなる
それから、睡眠時間も長時間必要だ。
冬は睡眠時間が長めになる傾向があるが、これは身体が寒さに対抗して発熱量を増やす影響で疲れている関係らしい。
発熱量が増えれば、それだけ老廃物が身体に溜まるので、疲れる。
身体も寒さに対応して硬くなっているので、循環も悪い。
その結果、睡眠時間が長くなってしまうのだ。
入試直前になると、子どもというのは熱も出すし、お腹も痛くなる。
子どもというのはストレスがすぐに体に表れる場合が多いので、そういうときはサッサと休ませて、本命の学校の受験に集中できるよう、思い切って休ませることが必要だろうね。