甘いペットボトル飲料は、毎日飲んじゃダメ。
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ここ最近、人工甘味料の害についてのニュースが
ネットニュースで流れていますね。
欧米の学会で色んな発表があったようです。
たとえばスクラロースという人工甘味料。
これはダイエット・コーラや
ダイエット・ドリンクに入っている甘味料なんですが、なんと「インスリン抵抗性」を上げて
糖尿病リスクを上げてしまうことがわかったとのこと。
ダイエットドリンクには、糖質がほとんど含まれないのに、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が上がるので、これはいったいなぜなんだろう?
...ということで調べた結果のようです。
インスリン抵抗性というのは、膵臓からインスリンが分泌されても
身体の細胞がそれに反応せずに
ブドウ糖をなかなか吸収しないという現象です。
で、インスリン抵抗性が上がると、インスリンが追加分泌されても血糖値が下がらないので、さらに膵臓がインスリン分泌量を増やすんですが、それが続くと膵臓が酷使されて
糖尿病リスクが高まるということのようです。
またインスリンが出過ぎると、そのあと急激に低血糖になって
低血糖症も起こります。
低血糖になると集中力がなくなり、落ち着きがなくなったり、無気力になったりします。
ところがその後にアドレナリンが分泌され始め、今度はイライラし始めて攻撃的になったりします。
これがいわゆる「キレる」ってことですが、考えてみるとこれって、「炭水化物中毒」
「糖質依存症」になってるだけですよね。
要するに血糖値が上がったり下がったりして、感情が上がったり下がったりして不安定になる。
なので甘いペットボトル飲料は、ダイエット用であってもなくてもダメってことで、受験生は気をつけないといけません。
長時間勉強することができなくなりますし。
私が教えている生徒を見ても、勉強の最中に、甘い飲み物を飲まずにいられない生徒というのは、たいてい集中力がなく、成績が良くないです。
さらに小太りだともう、すぐにキレるし始末に負えません。
ペットボトル症候群と言って、甘い飲料を手放せない人は、急性糖尿病の危険もあるので
とにかく甘い飲み物は飲ませないようにしていますが、こういう子供はそれでも隙を見て
甘い飲料を買って飲むので困ります。