受験生は、8月9月くらいから、入試本番に向けた勉強方法に切り替えることになるが、どういったことに焦点を当てるべきだろうか。高校受験であれば、高校入試の内申点確保がまず第一だ。そのために二学期あるいは前期末試験でしっかりした点数を取ることが重要で、それと並行する形で入試のための準備をする。大学受験であれば、夏までに覚えた英単語や基本的な問題を復習しつつ、過去問などで重点的に勉強すべき単元を絞っていく...
6年生の秋からやるべき勉強記事一覧
6年生9月からの中学入試模試は、試験範囲が全範囲に広がるため、実力のない生徒は点が取れない。夏までの模試は、範囲が限定されているため、その範囲だけしっかり別教しておれば、それなりに点数が取れる。しかし9月以降の模試は、入試本番と同じ模試になるし、また模試を受験する子供の数も増えてくる。そのため、通っている塾の模試であっても、なかなか良い成績は取れないし、成績をキープすることも難しい。首都圏模試セン...
6年生秋から使える国語問題集。今回は「中学入試を制する国語の「読みテク」トレーニング」だ。この問題集は、特に語彙力が必要というわけではないので、秋からでなくても使えるし、5年生の後半から使っても良いのだが、模試の国語の成績が振るわない場合は6年生の秋からやっていくと良い。5年生後半にやって、また6年で再度やるという形でも使える。このシリーズには3冊あって、それぞれ「物語文」「説明文・論説文」「随筆...
6年生秋からの家庭学習は、国語・算数の順で1時間弱ずつ学習するようにした方が良い。入試がそういう順序で行われるため、試験のように一時間ずつやると決めて「ミニ模試」をやる。ただし塾の宿題や理社の勉強などもあるので、塾がない日にやると良い。そして短時間でできる分量に押さえておいた方が良い。でないと、子どもの負担が大きすぎる。という事で、30分くらいでできるような問題をやり、15分くらいで見直せるような...
6年生の秋から使える国語問題集。次は数研出版の「中学入試 国語の読解力をぐんと伸ばす」だ。「物語文編」と「説明文編」の2つがあって、小さめで薄っぺらい問題集だ。数研出版というと、数学や理科などの理系の教科書や問題集の出版社というイメージで、中学受験用の国語の問題集を出していると知って、ちょっとビックリした覚えがある。この問題集は、問題文に線を引いて解くという、よくある国語の問題集なのだが、今まで紹...
6年生秋からは、志望校を選びつつ、過去問などを解いて受験に備えることになる。ただ国語の問題などは、読解問題の問題文が長すぎて、塾通いで疲れている子どもにとって、負担が大きい。なので家庭で実力アップを図るのであれば、短めの問題集をやったほうが効率が良い。解き方は問題文が長くても短くても同じだからね。ということで家庭学習で使える国語読解問題集をいくつか挙げていくことにする。今回は「中学入試 実力突破 ...
6年生の秋から使うべき問題集。次は算数の問題集だ。中学受験の算数の場合、最初の計算問題と一行問題は、必答問題だ。ここで確実に点数を積み上げないと、合格にはまず届かない。超難関校の場合、計算問題や一行問題がないようなこともあるが、大抵の私立中学にはこのブロックがある。傾向としては、難易度が低い中学ほど計算問題ブロックや一行問題ブロックの比率が高く、配点も50点以上あったりする。算数の入試問題は、1問...
中学受験、9月秋からの勉強法、使える市販問題集。次は数研出版の「中学入試 算数文章題に強くなる 標準」だ。この「算数文章題に強くなる」シリーズには、基本・標準・発展のレベル別に3冊あって、単元別になっている。なので「ミニ模試」としての利用は難しいが、それぞれの単元を簡単に復習するのには向いている。使い方としては、「実力突破 計算と一行問題」を週に数回程度やって、解けなかった問題の単元を、こちらの問...