学習塾の市場規模はおよそ1兆円弱。子ども人口の減少でやや縮小傾向が続いていますが、中学受験熱がさかんになり、また個別指導塾も拡大基調にあるようです。従来の集団一斉授業の塾に加えて、生徒がそれぞれ自分にあった指導を受けられる個別指導タイプの塾、そして科学実験などを取り入れた塾なども、登場してきた。そんないろんな種類の学習塾の中から、子供さんに最適な塾を選ぶのは大変なことですね。そこで、失敗しない塾選...
学習塾を選ぶコツ 塾と子供の相性記事一覧
塾のコマーシャルが目立つ時期が、年に数回ある。大きな塾では、2月から新しい学年の授業が始まるから、1月2月は生徒集めのプロモーション活動が盛んになる。2月は、関東地域では中学受験本番になり、中学受験の真っ最中であるが、一斉授業塾の先生は、新しい生徒集めで大変だ。個別指導の塾の場合は、いつ新しい生徒が来ても対応できる。が、カリキュラムがはっきりしている一斉授業塾の場合は、年に数回ある入塾タイミングを...
子供の勉強が思わしくないので、家庭教師でも頼んで家で勉強させようか、と、考えるヒトも多いだろう。しかし塾や予備校に通わせたほうがいいんじゃないか、と迷ってしまうヒトも多いだろう。そこで今回は、家庭教師・塾・予備校との比較だ。まず、家庭教師の利点は子供と先生が1対1で行なうので、子供にあわせて指導してもらえるということだ。病気などで休んでも、日にちを変えて振り替え授業をしてくれるのもメリットだ。また...
ひとくちに学習塾と言っても、いろんな塾がある。その塾選びの最初のポイントは、授業スタイルだ。というのも、現在は、個別指導や個別指導型の塾が増え、人気を呼んでいるからだ。だから今は塾選びと言っても、まず個別指導か集団一斉授業の塾にするかを、選択しなければならなくなってきている。この二つは、かなり授業スタイルが異なる。まず集団一斉授業というスタイルは、同じ学年の生徒を決まった時間に教室に集めて、算数や...
塾選びのポイントとして、まず集団一斉授業か個別指導かという選択がある。費用面で考えると、一般的には、一斉指導の塾の方が安めで、個別指導の受講料の方が、高くなる傾向にある。というのも、個別指導の塾は、生徒の人数に合わせて講師を増やす必要があり、その人件費が授業料に影響してくるからだ。特に1対1とか1対3などという個別塾では、費用はバカ高くなる。というのも、講師の給料を数人の生徒で支えると言うことにな...
学習塾にも、いろんな授業スタイルがあり、またいろんなタイプの塾がある。同じ学年の生徒を決まった時間に教室に集め、決まった科目の授業をする集団一斉指導の塾。生徒それぞれに違った科目や違った単元の勉強を指導する個別指導の塾。こういった塾があり、どういうスタイルが良いかは、子どもの性格にもよる。大切な子どもを塾に通わせるとしても、どこの塾にしようか、どんな形態の塾にしようか、そして月謝はどれくらいかかる...
学習塾にもいろいろあるが、危険なのは「進み方が速すぎる塾」だ。特に中学受験の場合は、進み方が速すぎると、ついていけない子供が続出する。10年前後しか生きていない子供だから、4月生れと3月生れの1年の差は、かなり大きい。1年違うと10%も違うということになる。物心が付いてからの年月で考えると、10%どころではすまないかもしれない。なので脳の発達が進んでなくて、カリキュラムについていかないようなことも...
塾を変えたいと思う理由は色々あるだろう。しかしたいていは「成績が(思ったように)上がらない」ということになるだろう。この場合、成績が上がらない理由が、塾にあるのか、それとも家庭にあるのか、原因を切り分けられないと、転塾しても同じ結果になる可能性が高い。たとえば家に図鑑どころか、子供向けの辞書すらないような家庭では、成績を上げることなんてできない。家で漢字の読み書きや、簡単な計算練習すらさせていない...
個別指導塾が、ウチの子供に合っている。そう考えた場合、次は1対1個別にするか、大部屋個別にするか、親としては迷うところだろう。が、どちらにしても結果は大して変わらない。高額な費用を支払って1対1にしたからと言って、できない子供ができるようになる確率は、大部屋個別と同じだ。というのも勉強ができない子供は、基本的な学力トレーニングが圧倒的に不足しているだけで、それを解決するのが最優先だからだ。基礎トレ...
子供は、勉強したことをすぐ忘れる。子供というのは3日たてば覚えたことは忘れてしまう。だから、学習内容を定着させるのは非常に難しい。都道府県名なんか、覚えたってすぐに役に立つものではないから、すぐ忘れる。県庁所在地だって、ハッキリ言って覚えて役に立つようなものでもない。だからあっと言う間に忘れてくれる。百聞は一見に如かずというが、実物を見たりさわった経験があるかどうかで、知識の定着率は全然変わる。親...
個別指導塾で生徒に宿題を出すときに、どういう宿題を出せばいいか、困ることがある。私としては、いろんな問題をちょっとずつ出したいんだけれど、いい問題集がなかなかない。このサイトでも紹介している、つむぎ出版の『算数の達人』とか、日能研ブックスの『計算と熟語』なんかは、いろんな問題がひとつずつ出題されていて、非常にいい問題集だ。だけど、これはすでに習った単元や項目を、思い出して解くための問題集だ。私の言...
子供は、モノを知らない。十年前後しか生きていないし、物心ついてからも数年しかたっていないわけだから、これは当然だ。しかしモノを知っている子供と、モノを知らない子供とでは、理解力がかなり異なる。「黄金」と聞いて、「ああ、あれか」と思う子供と、「黄金っていったいなんだろう?」と思う子供では、その後の話の理解度が違う。算数で、原価や定価、売価といっても、家でお商売をしている家庭でもなければ、何のことかピ...
成績が上がらないから、転塾する。「塾を変えれば成績が上がるんじゃないか」と考えて、何度も転塾を繰り返す親御さんがいる。最初の塾は半年で辞めて、次の塾は三ヶ月で辞めて、さらに次の塾は二ヶ月で辞めて、さらに別の塾の門を叩いて…。こういうのを学習塾難民というが、たいていどこの塾へ行っても成績なんか上がらない。なぜなら成績が上がらない原因が、家庭の学習環境にあるからだ。
教育というのは「結果オーライ」的なところが多い。つまり成績が良ければ、とりあえずOKだと判断してよい。逆にソコソコ成績がよいのに、さらに上を目指そうと転塾させるのは、ものすごい大バクチである。転塾を考えて良いのは成績が悪い場合と、友達関係などが悪化して子供が塾をやめたいといった場合だ。転塾させてかえって成績が落ちるなんて事は、時間のない中学受験の場合、致命傷になりかねない。なぜなら子供の成績が良い...
良い塾というのは、良い講師をそろえている。ただし良い講師と言っても、2通りある。その2通りとは「生徒を乗せるのが上手な講師」と、「最短距離で間違えにくいスキルを教える講師」だ。生徒を乗せるのが上手な講師は、子供を勉強させるのが上手な講師だ。コミュニケーション力があって、子供と良好な関係を築くことができる能力に長けている。子供の悩みや愚痴を聞いたり、時には叱ったりして、子供を勉強に向かわせることがで...
子供の成績が上がらない場合、やめていい塾とやめていけない塾がある。やめていい塾というのは、一言で言って「子供に合っていない塾」ということになる。教育は結果オーライのところがあって、うまくいけばそれで良いわけで、成績が上々なのに環境を変えるのは得策ではない。なので成績がいい場合は、塾は変えない方がいい。しかし成績が下がっていく場合は、転塾を考えた方がいい。塾に通わせるのは学力アップのためであるから、...
学習塾を転々とする子供がいます。成績が上がらない、と言って、3ヶ月で辞めてしまう子供です。小学生で言えば、5年生くらいの女の子が多い感じがします。算数ができないと言うので塾にきて、3ヶ月くらいしたら他の塾に行くと転塾して行くパターンです。学習塾難民とでも言ったらよいのか、そうやって数ヶ月ごとに転々とされているようです。5年生くらいの女の子で、算数が苦手と言う子供はかなりいます。なので、ある程度は仕...
9月頃になると、たまにお見えになるのが、来春に受験を控えているのに入塾しようと言う親御さんだ。中学受験で、小学6年生の9月に塾を替えるだなんて、なんかもうエラい決断されて塾に見えたりする。特に大手のある中学受験専門塾を辞めて個別塾に塾替えしようと言う人は何人かいたけれど、やっぱり「なんだかな」という感じだ。